「押したり引いたりすると、ものがどう動くの?」🤔
子どもたちは日常生活の中で「押す」「引く」の力を自然に使っています。
公園で遊ぶとき、おもちゃを動かすとき、身の回りのあらゆる場所でPush(押す)やPull(引く)の力がはたらいています。
今回のユニットでは、「Pushes and Pulls(押したり引いたり)」の基本を学び、どのように物が動くのかを学習していきます。
1. In the Playground(押す・引く)
実際に身体をたくさん使って学習することが出来る楽しい単元です。
公園に行って遊ぶ時も、押す力や引く力をたくさん使っていることを発見できると思います。
●Slide(すべり台) – 上から押し出される力(Push)がはたらく。
●Seesaw(シーソー) – 片方を押す(Push)と、もう片方が持ち上がる。
子どもと一緒に遊びながら
“What happens when you push a swing harder?”
(ブランコを強く押したらどうなるかな?)
” The swing goes higher!”
(もっと高くなるよ!)
と、大きな力で押すと、動きが大きくなる(強いPushは大きな動きにつながる)ということを発見できると思います。
低学年向けに、Pushes and pullsに関係した楽しそうな歌を見つけました🥰
2. How Toys Work(おもちゃはどう動くの?)
おもちゃの動きにも、Push(押す)とPull(引く)の力がはたらいています。
押すだけではなく、引く力を使うと、ものを手前に動かせる(Pullは近くに引き寄せる)ということも、実際におもちゃを使って確認してみましょう。
●Jack-in-the-box(びっくり箱) – ふたを押すと閉まり、引くと開く。
●Wind-up toy(ぜんまいおもちゃ) – 引いて(Pull)ぜんまいを巻くと、Pushの力で前に進む
一緒に遊びながら、こんな声かけも出来ます!
“What happens if you pull a toy car backwards and let go?”
(おもちゃの車をうしろに引いて、手をはなしたらどうなるかな?)
“It moves forward!”
(前にすすむよ!)
引く力(Pull)を使ってエネルギーをためるて、押す力(Push)が前進のエネルギーを作ることを学習できましたね😊
(押したり引いたりすることで、ものを動かすことが出来る!)
を学びました。
3. Pushes and Pulls Around Us(身の回りの押す・引く)
今度は実践編ですね!
学校、お店、家、お風呂場、身近な場所で、Push(押す)やPull(引く)の力を見つけてみましょう!
●Pulling a drawer(引き出しを開ける) – 引く(Pull)と開き、押す(Push)と閉まる。
●Pushing a shopping cart(ショッピングカートを押す) – 強く押すと速く進み、ゆっくり押すとゆっくり進む。
Can you think of something you push and something you pull every day?
(毎日、押すものと引くものは何があるかな?)
I push my chair in after I eat, and I pull my backpack when I pick it up.
(ごはんのあと、いすを押すよ。リュックを持ち上げるときに引くよ!)
などなど。
きっとたくさんのanswersがありますね!
押す力(Push)は物を遠くに動かし、引く力(Pull)は物を近くに動かす。
どちらの力も、日常生活の中でたくさん使われているということが分かりました💡
(ものを動かすときには力を使う必要があるのです)
4. Changing Movement(動きの変化)
Push(押す)やPull(引く)の力は、物の動きを変えることができます。
●Speeding up(スピードを上げる) – 強く押す(Push)と速くなる。
●Changing direction(方向を変える) – 片側を押すと方向が変わる。
これも座学ではなく、実際におもちゃや家の中の「もの」を使って、身体で理解を促してみてください。
What happens if you push a ball softly? What if you push it hard?
(ボールをそっと押したらどうなるかな?つよく押したらどうなるかな?)
If I push it softly, it moves slowly. If I push it hard, it moves fast!
(そっと押すと、ゆっくりうごくよ。つよく押すと、はやくうごくよ!)
動きの変化を通して、強いPush(押す力)ほど、速く遠くへ進むこと、引く力(Pull)は動きを止めたり、スピードを調整するのに役立つこと、そして、方向を変えるには、Pushする場所を工夫することなどが「体験として」学習できたと思います。
(押したり引いたりすると、ものがはやくなったり、おそくなったりします。)
Pushes and pulls can make things go a different way.
(押したり引いたりすると、ものの進む方向が変わります。)
Pushes and pulls can make things stop.
(押したり引いたりすると、ものが止まります。)
まとめ
Push(押す)とPull(引く)は、すべての動きの基本!になります。
Primaryでのこの後の単元、Energyや、Secondary以降のPhysicsに繋がっていく分野です。
低学年のうちに、親子で遊んだ楽しい経験がこどもたちの記憶に残ってくれると嬉しいです。
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