今回学習することは、Primaryを通して少しずつ深堀り学習していく植物の成長の仕組みの入り口になります。
高学年、そしてsecondary、IGCSE Biology へとつながっていく単元です。
1. Plant Parts(植物のパーツ)
日本の小学校でも、低学年で、あさがおやトマト、ヒマワリなどを育てて植物の観察をしますね。
ケンブリッジ式でも同じです。
植物にはいくつかの大切な部分があるということや、それぞれの役割を、Year1から少しずつ理解していきます。
Parts of a Plant and Their Jobs(植物の部位と役割)
植物にはいくつかの大切な部分があり、それぞれに役割があります。
実際に子供と一緒に外を散歩しながら(植物を育てながら)ひとつひとつ、その名前と役割をお話してあげると理解が深まると思います😊
– Roots are under the soil. They take in water and food.
(根っこは土の中にあって、水や栄養を吸っている)
🌱 Stem(茎)
– The stem holds up the plant. It carries water and food to the leaves.
(茎は植物を支えて、水や栄養を葉っぱへ運んでいる)
🌱 Leaves(葉)
– Leaves use sunlight to make food for the plant.
(葉っぱは太陽の光を使って食べ物(養分)を作っている)
🌱 Flowers(花)
–Flowers make seeds so new plants can grow.
(お花は種を作って、新しい植物が育つようにします)
パーツの名前を覚えるために、一緒にお絵かきをしても楽しいですね!
無料のワークシートはネット上にたくさんありますよ👍
(植物には、根、茎、葉があります。)
sometimes plants have flowers or fruits.
(時々、花や実(果物)がつくこともあります。)
2. Growing Seeds(種を育てる)
植物は種から成長します。
種が育つために必要なものが何かを一緒に学んでいきます。
🌱 What Do Seeds Need to grow?(種が成長する為には何が必要?)
Primary Scienceの後半になると、
②種が発芽するために必要なもの(後述しますね)
この2つが良く問題に出ていました。
子供たちが混乱しやすい(間違いやすい)ポイントになるので、
Year1ではこの「①植物が成長するために必要なもの」をしっかり覚えてしまいましょう。
– Plants need sunlight to grow big and strong.
(植物が大きくしっかり育つために太陽の光が必要です)
💧 Water(水)
– Seeds need water to start growing.
(芽を出すために種は水が必要です)
🌱 Soil(土)
– Soil gives the seed food and holds the roots.
(土は種に栄養を与え、根をしっかりと支えます)
🌡️ Warmth (暖かさ)
– Seeds grow better in warm places.
(種は温かい場所の方がよく育ちます)
Year1では、このうち特に「光」と「水」が必要!というところをしっかり覚えます。
種が発芽するとき、まず最初に根が出てきます。
(根っこが先に育ちます)
Then the stem and leaves.
(その次に茎と葉っぱです)
こちらは球根ですが、土が無くても根が伸び葉が育っていく面白い映像だと思います。
我が家の息子たちも、ふだん目にする食べ物の異なる姿に「目が釘付け!」になっていました。
他にも、おうちで、フルーツの種などを湿ったキッチンペーパー(スポンジ)に置いておくことで、いつの間にか発芽している様子を、身近に観察することができると思います。
身の回りは、サイエンスがいっぱいですね😊
3. Plants and Light(植物と光)
先ほどの動画で学んだように、植物は水と「太陽の光」がないと元気に育たないのです。
Year1ではそこまで深堀はしませんが、来年以降を考え知っておいても良い事は、植物の成長には
「なぜ水と光が必要か」
ということ。
Why is Light Important?(光の大切さ)
(植物は光を使って自分の食べ物を作る)
●If plants don’t get enough light, their stems grow weak and thin.
(光が足りないと、ひょろひょろの茎になってしまう)
●Plants grow toward the light.
(光のある方向に向かって育つ)
先ほどの「植物の成長にはなぜ水と光が必要か」の答えは、
「植物は光を使って自分の栄養を作るから」です。
高学年でPhotosynthesis(光合成)として習います。
Year1の子供たちの言葉に置き換えると、
植物も人間と同じように、
生きるために水と食べ物(光)が必要
ということになるのです。
おまけ(ちょっと先取り)
この先はオプションですが、今度は「成長するため」ではなく
「発芽をする(芽が出る)ため」に必要な要素は何か?ということを考えてみましょう。
成長する為ではなく、発芽する為に必要なものです。
ここは学年が上がると「必ずテストに出題される」Questionになりますよ😊
Do plants need soil and light to grow?
発芽するためにも土や光は必要でしょうか・・・?
🌱 発芽(芽が出る)ために必要なもの
◆Water(水)
– Seeds need water to wake up and start growing.
(種が水を吸うと、発芽が始まります)
◆Air(空気)
– Seeds need air to help them grow.
(種は成長する為に空気が必要です)
◆Warmth(暖かさ)
– Seeds grow best in a warm place.
(暖かい環境の方が、種が発芽しやすくなります)
もう少し上の学年になってからですが、子供たちは
発芽はWAW!
と習っていましたよ~🌟
話を戻しますが、
Do plants need soil and light to grow?
こちらの質問の答えはNo.
発芽には土や光は必要ありません。
植物が元気に育つためには、土や光は必要になるのです。
余裕があれば、ここまで一緒に理解できると良いですね😊
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