【理科】私たちの世界の『物質』 – Materials in my world – Year1

私たちは、ありとあらゆる物質に囲まれ、日々生活しています。

   

What is it made of?

「これは、何で出来てるのかな?」と、部屋の中や外で様々な物を観察し、

それがどんな素材・材料で出来ているのか、子供に問いかけながら一緒に歩き回ってみました。

  

metal(金属), plastic(プラスティック), wood(木材), rock(岩), fabric(布生地), rubber(ゴム)など。

 

身の回りのものは、その素材ごとに分類することが出来ます。

分類の仕方は様々ですが、まずは大きく2つ

  

natural materials(天然素材) man-made materials(人工素材)に分けて考えてみます。

Materials Around Us | Science for Grade 1

Natural material

natural material is any product or physical matter that comes from plants, animals, or the ground.[1][2] Minerals and the metals that can be extracted from them (without further modification) are also considered to belong into this category. Types include:

引用:https://en.wikipedia.org/wiki/Natural_material       

天然素材とは、植物、動物、または地面に由来するあらゆる製品または物質で、ミネラルとそれらから抽出できる金属も、このカテゴリに属する​​と見なされています。

botanic materials(植物素材)、inorganic material(無機素材)など。

 

低学年の子供たちには、とっても簡単に

Natural = made from living things(生きているものから作られたもの)

と学びました。

  

一方で、

man-made materials (artificial materialsとも表現される) 人工素材は、syntheticとも表現されていて、学校では

synthetic =  made from chemicals(化学物質から作られたもの)

と学びました。

※man-made materials, artificial materials, syntheticは厳密には意味が違います。

(ここで子供たちにこの3つが同義語であると教えても本当に良いのか…どなたか、教えて下さい!)

  

ちなみに、人工素材はとても種類が多いので、興味のある方はWIKIPEDIA参照してくださいね。

  

ここで、一点注意することがあり、人工素材とは

『人間が人工的に作り出した、chemical substance(化学物質)』

ではあるのですが

化学物質≠人工素材

と、イコールにはならないという事!

  

化学物質の中に、自然素材と人工素材両方が含まれる点に、注意です。

 

1.化学物質とは何ですか? -人工的に作ったものだけが化学物質なのではありません-

科学的には、元素や元素が結びついたものを、化学物質と呼びます。ですから、自然のものも、人間が作ったものも、全てが化学物質です。

毎日、食べている塩はナトリウムと塩素からできた化学物質です。水も化学物質です。サトウキビなどから取れる砂糖は、このような複雑な形をした化学物質です。

引用:nite独立行政法人製品評価技術基盤機構

低学年で、ここまでの知識は求められませんが、子供をサポートする親的には、知っておいた方が良いことかもしれません。

 

物質を

natural materials(天然素材)

man-made materials(人工素材)

に分類して見れるようになった後は、その “properties(特性)についても学習します。

Materials and its Properties | Science for grade 1

動画内で解説がありましたね。

 

The property of materials is what it looks like or feels like and what a material can do.

(物質の特性とは、どんな感触か、またはどんな風に見えるか。そして、その物質で何ができるかということです。)

子供達と一緒に様々な物を観察しながら、

“Are they strong?”

“Are they 〇〇?”

と問いかけます。

shiny ⇔ dull(光沢のない)

smooth ⇔ rough(粗い)

soft ⇔ hard

 light ⇔ heavy

strong ⇔ weak

transparent(透明な)opaque(不透明な)

waterproof(耐水性の)absorbent(吸収性の)

flexible(柔軟な)stiff(堅い)

会話をしながら、たくさんの形容詞が導入できますね!(笑)

 

そして、ぜひ、

“Why each material has been chosen for this job?” 

「なぜここにこの素材が使われているのか」を、話し合えると良いと思います。(Year3ではより深く「理由」を考えます)

 

Materials with different properties are used for different jobs.

(さまざまな特性を持つ材料がさまざまな仕事に使用されます。)

   

最後に、ここまでで扱ってきたもの(物質)の『分類』をやってみます。

プラスチック製のもの、ガラスでできているもの…

Sorting materialsです。

  

結果はチャートにまとめても良いかと思いますし、素材ごとに分類している「身近な例(リサイクル)」を挙げ、

親子でいろいろ話し合ってみても良いかと思います。

  

リサイクルなどの環境問題に対する教育は、海外では低年齢のうちから、教科を越えて繰り返し行われています。

子供達に問題や疑問を投げかけ、気づかせ、そして考えさせる訓令をしているのです。

  

物の材質を知り、リサイクル出来るもの、出来ないものを考え、

これから「何をしなければならないか」、環境問題を他人事ではなく、自らの問題として考えるようになった子供達は、

とても頼もしい存在になるはずです。

     

There are lots of different materials.

(さまざまな素材がたくさんあります。)

Common materials are wood, glass, plastic, paper, metal, concrete, and fabric.

(一般的な材料といえば、木、ガラス、プラスチック、紙、金属、コンクリート、布などです。)

Materials can be sorted into groups based on their properties.

(物質は、その特性に基づいて、グループに分類できます。)

実際に物質を分類している動画を見てみました。

Sorting Materials into Groups

中盤から後半は、低学年には少し、難しいかもしれませんが、興味を持ってみる子には、今後の学習につながるたくさんの事が学べる楽しい動画だと思います。

 

最後に、

異なる素材でできたものを差し、

“Why are these objects made from these materials?”

「なんで、これ(物)はこの材料から作られているのかな?」と、

子供に問いかけてみます。

 

様々な理由を口にしてくれることと思いますが、英語では、

“Because wood is strong.”

“Because plastic is light.”

“Because glass is see-through.”

など、

  

今回学習した、matersials(原料) と、properties(特性)を覚え、

先生からの質問にも、ちゃんと解答することができると良いですね^^