【理科】植物のお世話をしよう – Looking after plants – Year3

子供と一緒に種をまき、お水をあげて、花を咲かせる。

「植物」の仕組みを教科書で学習する前にそういった経験をしているだけでも、今回のユニットは、

子供たちにとって少し興味深い、学習内容になるように思います。

Looking after plants

  

植物の各器官の名称や、どういった条件下で植物が良く育つのか、実際の植物を観察し理解していきます。

子供の好奇心をくすぐるような動画が、いつでも見られる今の時代に感謝🥰

Bean Time-Lapse – 25 days | Soil cross section

   

Parts of a Plant(植物の各器官)

 

Year5で踏み込んだ学習をする前に、Year3では植物の各器官とその役割を学習します。

Flower(花)…help the plant to make seeds(種を作るのを助ける)

Leaves(葉)…make food for the plant(植物の栄養を作る場所)

Stem(茎)…transport water around the plant(植物全体に水を届ける)

Root(根)…①support (hold up) the plant and ②collect water and minerals from the soil

(①植物が倒れないようにしっかりと支え、②土から水やミネラルを吸収する)

先生が繰り返し

“Plants make their own food (sugar).”

と教えてくれました。つまり、

leaf(葉)で food(sugar)が作られるということ。

日本では「デンプン」と学習していたので、

“sugar”という言葉で表現されていたことが面白く感じました。

※セカンダリーの教科書では”glucose”と表記されています。

後に、光合成(無機炭素から有機化合物を合成する)の学習に繋がる、低学年ならではの導入の仕方ですね^^

  

動画でも学習。

各器官の役割を確認した後、

healthy plants(健康な植物)とunhealthy plants(不健康な植物)を写真で確認しました。

  

Plants need healthy roots, leaves and stems to grow well.

(植物は元気に育つためには、健康な「根」「葉」「茎」が必要です。)

つまり、これらが健康でなければ、植物は元気に育つことが出来ないということです。

  

Plants need light and water(植物は「光」と「水」が必要)

  

先生から子供たちに、こんな質問が投げかけられました。

“What do plants need to grow well?”

(植物が良く育つためには何が必要でしょう?)

  

子供たちは元気よく…

Light and Water!!

と答えていました。  

   

はい!日頃よく観察していますね!🤗

  

コロナによる3度目のロックダウンで、通学は出来ない時期でしたが、

「植物を育てる」課題があり、子供達はひまわりの種を植え、発芽、成長の観察をしていました。

ちなみにこちらのフラワーポットは、ペットボトルをリサイクルしてKが作成。

 

さて、もう一度、大切な部分をまとめます。

All plants need lightand water to grow and keep their stems and leaves healthy.

Light and water both help the plant to make food (Sugar).

※こちら同じくYear3のLiving thingsで、もう少し詳しく学習します。

植物が元気に育つためには「光」と「水」が必要ということ。

この「光」と「水」は植物の栄養である「糖」を作るために必要ということ。

  

If plants do not get enough light, they become weak and the leaves turn yellow.

If plants do not get enough water, the plant will wilt and they will eventually die..

もし十分な光が得られなければ、植物は弱々しく(細長く)育ち、葉は黄色になること。

もし十分な水が得られなければ、植物は枯れ、最終的には死んでしまうということ。

  

繰り返し、英語でも言えるようになるまで練習しました。

      

Transporting Water(水の移動)

  

ここではもう少し植物の内部に注目してみます。

身近なところで、葉っぱやセロリ、白菜などで、植物の体の中にも

「血管のようなもの」

があるのを、子供たちも見たことがあると思います。

  

じゃあ、

その血管のようなものって何だろう?

と子供たちに疑問を投げかけ、興味を引き出すように話し合いました。

  

ちなみに、学校の先生が見せて下さった動画はこちら。

Transportation of Water and Nutrients in Plants | Xylem and Phloem |Class 7th Biology |

植物の体の中には、水や栄養を運ぶ「管」があるんですね!

  

※のちに学びますが、葉っぱにある筋は『葉脈 (vein)』

茎にあるのは『維管束 (vascular bundle)』と、場所により呼び名が違うことに注意。

      

五感を使って観察してみました。

水が植物の中でどう循環するのか、しっかりと理解します。

Roots absorb water from the soil.(根は土から水を吸収します)

Roots transport water to the stem.(根は水を茎へ送ります)

The stem transport water around the plant.(茎は植物全体へ水を運びます)

水は土から根へ、根から茎へ、そして、葉っぱへ。

abosorb(吸収), transport(運ぶ)

の単語と合わせて確認しました。

 

もう一度、理解度チェック!

一問一答です!

 

〇植物はなぜ水を必要とするのか?

 →Support the plant (to hold up a plant)

 →To make food (with sunlight)

 

〇植物はなぜ植え替えが必要なのか?

 →Because the roots cannot absorb enough water.

 

〇植物はどうやって葉っぱに水を届けるのか?

 →The stem transports the water to the leaves.

 

〇植物に根がなかったらどうなる?

 →A plant with no roots would die because it cannot absorb any water.

 

〇花をカットして水に挿すとどうなる?

 →The stem can help to keep the flower alive.

 

〇葉っぱがないと花はどうなる?

 →The flower will die if there are no leabes to make food for the plant.

 

〇葉っぱの役割を覚えている?

 →Leaves make food for the plant!!

ですので、葉っぱがないと栄養が摂れずに花はすぐに枯れてしまいますね。

 

なので、

The flower may last longer, if there are some leaves.

(葉があった方が、花が長持ちすることがあります。)

     

Plant growth and temperature(植物の成長と温度)

 

植物の成長には「光」と「水」が必要なことは学習しました。

もう一つ、背植物の成長は「温度」の影響も受けるという点を、実験を通して観察します。

 

実際の実験では、発芽した3つのポットを

 ①冷蔵庫

 ②温かい場所(私たちが快適に過ごしている室内)

 ③とても暑い場所(真夏の屋外)

に設置し、その変化を観察するのですが、これは植物を育てる経験のある子供たちであれば、

②③は既に理解出来ているのではないかと思います。

 

結果は…

 ①Plants grow more slowly when it is cold.

 (寒いときは植物の成長が遅くなります。)

 ②Plants grow more quickly when it is warm.

 (暖かいと植物の成長が早くなります。)

 ③Plants die when they get too cold or too hot.

 (植物は、寒くなりすぎたり、暑すぎたりすると死んでしまいます。)

 

また、条件を変えて、植物の成長にどう違いが出るかも学習しました。

 

テストに出たポイント(⚠Year6まで継続的に、何度も聞かれます!)は

What do you need to KEEP THE SAME to make this a FAIR TEST?

(フェアな実験にするために、何を同じに保つ必要がありますか?)

今回の植物の成長に関して言うと

 ●Same amount of (water) 

 ●Same type of plant

 ●Same size of plant

 ●Same type of soi

など、実験の「条件をそろえること」が大切ということをしっかりと理解します。

   

How to get relaiable date / result?

(どうやって信頼できるデータや結果を取りますか?)

 ●Use more plants

 ●Repeat the experiment!

実験数を増やすこと。

つまり実験を「繰り返すこと」が大切と、こちらもしっかりと理解しましょう。

 

最後に、こちらもよく聞かれます。

Why need to repeat experiment?(なんで実験を繰り返す必要があるの?)

To get a reliable date.(信頼できるデータをとるためよ!)

 

ばっちりですね!🤗

   

まとめ

今回のユニットでテストに出題されたのは、植物の各器官の「名称」と「役割」。

特に、葉では植物の成長に必要な栄養素 (sugar) が作られること。

植物が元気に育つために必要な「光」と「水」

そして、成長には「温度」が関係しているということ。

また、こういった実験では “fair test” かつ “relaiable date”

であることが大切!!ということ。

※これらはYear6になっても尚、繰り返しテストに出てくる大切な部分になります。

 

最後に子供たちと、塗り絵を作ってもう少し踏み込んだ会話のきっかけにしました^^

学年の枠にとらわれず、「知りたい」と思った時が

一番の、学び時ですね!