突然ですが・・・
マレーシアへの入国許可が下りました!
そして、私たち、実はもうマレーシアへ入国 (2021.9.11) し、現在隔離4日目になります😅
これから渡航される方に向けて、ちょっと分かりにくい入国時の手続きをシェアしたいと思います。
Malaysia入国関係書類に出てくる略語
必要書類の略語をまとめました。
●MTP=My Travel Pass(通行証)
●myeg=My e-government (政府関係の電子取引)
●RGL=Reciprocal Green Lane(ビジネストラック)
●PUS=persons under surveillance(隔離される私たちのこと)
●PAX=乗客(もともと航空機のパイロットのスラング)
●OTP=one time password(ワンタイムパスワード)
●SOP=Standard Operating Procedure(標準作業手順→生活するうえで気を付けなくてはならないこと)
●MOE=Ministry of Education Malaysia(マレーシア教育省)
●KLIA(メインターミナル)・・・JAL、ANA、マレーシア航空などはこちら
●KLIA2(LCC専用ターミナル)・・・エアアジアなど
このあたりは知っておくと、この後の手続きが分かりやすくなります。
コロナ禍マレーシア入国時に必要な書類
実は私、かなり混乱しました。
状況が刻一刻と変わる為、常に最新の情報を、自ら取りにいくことをお勧めします。
必要書類(手続き)を時系列でまとめます。
①Passport
有効期間が6か月以上で入国可。
ビザ申請には1年以上の残存期間が必要(と学校から言われました)
② ワクチン接種証明書
ワクチン接種後、証明書は保健所で発行。
証明書申請時に必要な持ち物は
・ワクチン接種記録書
・パスポート
※受け取り時身分証必要
※マレーシアで認められる接種証明は、ワクチンのメーカーにより、2回接種後○日経過していることなどの要件があるので注意
※証明書の受け取りまで1週間程(でしたが、急いで入手したい!アピールをして、3営業日で作成していただきました。)
※ワクチン接種証明書のMy Sejahteraへのデータ移管は” helpdesk4@mysejahtera.org”にメールで依頼します。
必須ではなくなっていました!(2021.9.16追記)
9月5日、海外で取得したワクチン接種証明書のMySejahteraアプリへの移管方法について、マレーシア政府より以下の発表がありました。従前の方法である「当局へのメール申請」に代えて、「最寄りの保健所への出頭」が求められているため、既にメール申請済みの方におかれても、ご対応をお願いいたします。なお、マレーシア政府が定めるSOP上では、紙形態のワクチン証明書でも使用できることとなっており、アプリへの移管が現時点で必須となっている状況ではないことを申し添えます。
引用:在マレーシア日本大使館【新型コロナウイルス】日本で取得したワクチン接種証明書のMySejahteraアプリへの移管について(2021年9月9日更新)より
とはいえ、常に紙で持ち歩くのも煩わしいので(紛失も怖い)落ち着いたら手続きに行ってみようと思います。
③Approval Letter(入国許可証)とMy Travel Pass(通行証)
どちらも似た書類なのですが、書類の目的・意味が違います。
学校がMOEにSupporting Letterの申請をし、それを発行してもらえると学校がImmigration(移民局)に申請をして、数週間~数か月後に発行されるのが、Approval Letter(入国許可証)です。
ここにはApplication No.が書いてあるので、これをMy Travel Passのサイトに入力すると、My Travel Passがダウンロード、またはプリントできます。(学校が両方入手しているはずなので、「2つとも送ってください」とリクエストしておくと良いと思います)
この2点の取得は基本的には学校がやってくれることになっていますが、息子たちの学校は、なんとそれを知りませんでした!
システムがしっかりと認知され、浸透するまでは、この手続きの流れを自分で把握して、場合によっては学校に何度も訴えかけることも必要かと思います。
(我が家は最終的に校長先生に直メールを送り、そこから手続きがスムーズに運ぶようになりました。)
④航空券の予約
コロナ禍では各航空会社、便の制限や独自のルールを取っていたりもします。
我が家は1年半前の出発当時はAir Asiaを予約していましたが、コロナで状況が一変、今回は
『予約変更料金「無料」で安心の旅を(2021年11月30日発券分まで延長)』としてくれているJALで予約。
現状、費用もAir Asiaよりずっとお安く、受託荷物諸々、我が家にはとてもメリットがありました。
※eチケット控えは念の為ハードコピーし持参。
⑤MySejahtera(マイセジャテラ)アプリのダウンロードとアクティベート
コロナ禍、感染リスクや行動追跡などを管理するため、政府の下開発・管理されているのがMySejahteraアプリ。
入力にあたり、こちらの『マレーシア出向生活』さんのページを参考にさせていただきました。
私が登録した2021.9.7時点では、質問項目がもう少し増えていました。(Google翻訳があれば大丈夫!)
登録・アクティベートまで完了した後、アクティベート完了メールが届きました。
ちなみに・・・
IDは「電話番号」か「メールアドレス」が選べます。
日本の電話番号は解約予定だったので、私はメールアドレスをIDにして登録をしました。
⑥Mysafetravel
Mysagetravelは「COVID-19スクリーニング」および「宿泊施設手配サービス隔離ホテルの予約」サイトです。
スタンダードプラン、プレミアムプラン問わず、出発3日前までにこちらの登録が必ず必要になります。
(チェックインの日が必要なので、航空券の予約が取れてから登録します。)
※ちょっと分かりにくいので後ほど手順をまとめようと思います。
A:スタンダードプラン(政府指定ホテル)
ネットでもささやかれていたように、我が家もクレジットカードの支払いがうまくいかず(カードを替えて数十回は試しました)
「支払いができない~!」
と焦りましたが、事前決済ではなく、現地でクレジットカード払い、現金払いなどでも問題なかったと、複数の方から聞いています。
決済エラー画面にはBooking Numberが配番されているので、予約と決済は別ものと認識していますが、
問い合わせ先のリンクもありますので、念には念を、エラー時には問い合わせてみることをお勧めします。
(すぐに返信が来るとは限りませんので、日数には余裕をもって!)
※我が家は、リモート授業を通して知り合った現地の息子の友達のお母さんが、現地銀行からの支払いという形で口座を貸してくれて、無事、支払い完了しました。(支払いがうまくいかない場合、エージェントさんがいる方は相談してみると良いと思います。)
B:プレミアムプラン(プレミアムプランを提供するホテル)
自分でプレミアムプラン対象のホテルに直接連絡・予約。
その後Mysafetravelでホテル名などを入力。
我が家も最初はこちらでと思いましたが、直近(出発1週間前)で予約が取れなかったことと、費用面の問題で諦めることに😅
ストレスなく予約したい方は、予約代行をしてくれる会社もいくつかある様です。
参考まで。
●『日本橋夢屋』さん「プレミアムサービス」提供隔離ホテル情報
●ウエンディツアーさん「クアラルンプール プレミアム隔離ホテル【14日間】」
⑦myeg
政府関係手続きの電子取引を行っている場所。
ここからは記憶が曖昧なのですが、Mysafetravel決済完了後、myegのページが自動的に開いていたような気がします。
もしくはmyegのページで支払っていたのでしょうか…ごめんなさい、はっきり覚えていないのです。。^^;
が、こちらのスクリーンショットが残っていたので、流れとしては⑥のMysafetravelで隔離費用の支払い完了後、
このQRをスキャンして、myegのページから支払い証明書を発行したのか、されていたのか…そんな気がします。
この支払い証明書はメールにも送られてきていましたし、Mysafetravelにログインしても取り出せました。
⑧PCR検査 陰性証明書
最後の書類です。
出国72時間以内の英文によるPCR検査「陰性証明」が必要です。マレーシアで専用のフォーマットは無いようですが、
必ず「スワブ検査」が必要です。つまり、鼻の穴で検査する方です。
※成田・羽田共に、予約なし、夜間の検査は割高になるのでご注意を!
成田予約あり(時間内)で1人3万円。
※後からTwitter、1人15,400円で英文陰性証明書を出してくれるクリニックが紹介されていました。(2021.9.15現在)
以上、私の入国に必要なものと、見聞きした情報です。
マレーシアは現在、日々いろんなことが変わる可能性がある様ですし、最新の情報を調べて入国準備を進められると良いと思います。
これから世界に飛び立つ皆様が、安全に、無事、目的地に到着できますように!
入国編に続く。