ClassDojo経由とはいえ、Kの美術の時間は「知識」と「技術」を学ぶ為に、メインの教科よりもしっかりとしたボリュームがあります。
4月末に編入して、Kが最初に習ったのは “Color Wheel“つまり「色相環」です。
へぇ~。こんなこと学ぶのね。
初回の課題はこの「色相環」を自分で描く作業でした。
さて、次の授業ではPaul Klee(パウル・クレー/20世紀のスイスの画家)のThree Housesを鑑賞し、使われている色、そしてその色による鑑賞者に与える効果などを学びました。
>>>Three Houses / Paul Klee German, born Switzerland
“Paul Klee was an artist who lived in Switzerland, in Europe. Paul is famous for his abstract house painting.”
そう、Year2にして “Realistic Art(リアリスティック・アート)” や”Abstract Art(アブストラクト・アート=抽象画)”を学んでいることに、母びっくり!
そして、次に登場したのは…なんと、我らがHOKUSAI、葛飾北斎です。
“Hokusai is a famous painter from Japan.He painted a nice mountain called Mount Fuji.His famous painting is called: The Great Wave off of Kanagawa.”
私も学校で勉強したはずなのに…
今や葛飾北斎は、あのお茶漬けのおまけに入ってる絵を描く人ね!程度の知識しかなく… 先生から、”Kは北斎と同じ神奈川にいるのね!”とメールを貰った日には、何も覚えていない自分を恥じました。。。
そして、最後に、
“Paul Klee and Hokusai are both great at using warm and cool colours.”
パウル・クレーも北斎も、どちらも暖色・寒色を使うのが上手ですね、と。
この日の課題は、line drawing(線画)でbig waveをお手本通りに描き、warm colorとcool colorで色付けする。技術を学ぶので、皆同じような仕上がりになります。
「自由に描くこと」に慣れていたKは、最初はこの新しい学校の美術の授業に戸惑っている様子でした。