日本人が日本語を使うように、中国人は中国語を使ってコミュニュケーションを取ります。
実際には、中国語を話している国や人はたくさんいて、世界の言語ランキング(母語人口)では
第1位:中国語(13億7,000万人)
第2位:英語(5億3,000万人)
第3位:ヒンディー語(4億2,000万人)
そう、世界一話す人が多いのは実は「中国語」なんです。その数、英語母語人口の2倍以上。(ちなみにランキング上で日本語は第9位でした)
※参考にさせていただいたのはこちら >>>世界の言語ランキング
もちろん、中国にも北京語、上海語、広東語などたくさん方言があるので、互いに意思疎通が難しい場合もあります。
そこで登場するのが、中国語の標準語、「中文(ヂョンウェン)」「普通话(プートンファ)」、英語でMandarin(マンダリン)になります。
中国語の特徴をざっくり見ていくと…
■母音は36個、子音は全部で21。(発音は難しいとよく言われます)
■母音・子音、そしてこの組み合わせで形成される音(音節・おんせつ)を加えると、 中国語の音節は全部で400前後(なので日本語の51音に比べてかなり多い)。
■ 一つ一つの音節には声調と呼ばれる高低や上げ下げの調子(声調・せいちょう)がつく(声調は4種類あり、これを四声(しせい)という)。
■中国語ではアルファベットを使った発音記号(ピンイン)が、日本語で言うところのフリガナとして使われている。
これだけ見ると「なんだか難しそう!」と感じてしまうかもしれませんが、学習を進めていくと、日本で学んできた「漢字」がここで役立っているように感じます。
Year2のKの初めてのマンダリンの授業…とは言っても、Kは現在まだ日本にいます。2年生の3学期にあたる今月、8月から、やっと授業動画が送られてくるようになりました。
なので、全く基礎が無い状態でのスタート。
発音は先生の真似をするところからスタートし、四声だけは動画を探して練習することに。
基礎は大事!とは言え、あまり根詰めてしまうと、Kは「もうやらない~」とどこかに行ってしまうので、1日1回。でも毎日継続していきます。
日本で大人が中国語を習い始めるとしたら、まずは中国語の肝、400近くの音節を徹底して練習していくのでしょうか。
反抗期MAXのKにそれは不可能かと思われるので、本人が自ら「学びたい」と言うまでは、とにかく授業に出てきた言葉を取りこぼさないように吸収していくのみ。
いかに楽しく学べるか?
そこが学習のポイントです。
まずは、授業の内容をまとめるノート探しから。本当は
中国の漢字練習帳(国語ノート?)って読みの部分にローマ字が書けるようになっているんだ… pic.twitter.com/Q7xAgBwrQG
— 拾萬字鏡 (@JUMANJIKYO) April 10, 2020
こんなノートが日本でも買えれば良いのですが、Amazon、楽天でも見つからず…
結局、市販の家庭学習ノートで代用することに。
マンダリンの授業があるのはメインストリームのKのみですが、「中国語」= 漢字 = おもしろそう!ということで、兄の方は自らPCに向かい、こんな調子で漢字と発音練習をしています。

Kは…
PCから遠く離れ、毛布にくるまりながら時々発音。。。かと言って、イヤイヤやる訳ではなく。。。
後々確認してみると、漢字も発音ちゃんと覚えているのにはびっくり。
英語と同じで、小さいうちは(といってもKはもう7歳ですが)耳と目からの吸収力が高いんだなぁと改めて思うのでした。
次回は、「どうやって楽しく中国語をインプットしていくか?」実践編を書こうと思います。