今日は、コロナ禍、なかなかマレーシアへ飛ぶことが出来ず、移住難民化しつつある?
我が家の近況・課題を綴ろうと思います。(現状・自己紹介はこちら。)
日本同様、マレーシア国内のコロナ感染者数も増加していて、
CMCOに留まっていた我が家の移住先の州も、2月4日まで、
活動制限令としては最も厳しい「MCO地域」となりました。。
また一歩遠のいたかぁ…と、冬の空を窓から眺める今日この頃です^^;
長期化するリモート・オンライン授業による子供達への影響
今日は、リモートが長期化している子供達(と、それをサポートする母)の健康状態を綴ろうと思います。
リモート・オンライン授業
コロナパンデミック以降、よく耳にするようになった
「リモート」 と 「オンライン」
日本国内では、これらは同じ様な意味で使われている場合もあります。
厳密に言うと、リモートは「遠隔」の意味があり、オンラインは「ネットに繋がった状態」という言葉の違いはありますが、
英語では、その2つの言葉を、明らかに「違うもの」と区別し定義しています。
こちらとってもシンプルな動画ですが、その違いが、視覚的にも分かりやすいです。
まとめると、
リモート
●対面授業をリアルタイムで行う
●レクチャーやグループワークなどをリアルタイムで実施
●先生が子供達と対話しながら作業が出来る
●教室で授業を受けたい生徒に向いている
オンライン
●学習や課題はオンラインで行われるが、リアルタイムではない
●生徒は自分のペースで学習と課題を完了
●締め切りを守り、スケジュール管理をするなど、自立が必要
●時間を効果的に管理する生徒にとって便利
英語では、こんな感じでしょうか。
そう言えば息子の学校も、
現地の学校が一斉に自宅学習に切り替わるときは
「リモートラーニング」に切り替えますと通知があり、
学校が再開し、その後も、自宅からの学習を希望する生徒に対しては
「オンライン」で学習を提供します。
と説明がありました。
リモート・オンライン授業10か月。我が家の子供達の視力について
長期お休みを2度程挟んだとは言え、昨年4月から今日まで、毎日長時間のリモート授業を受け続けている兄Uは特に、視力の低下が一番の心配事でした。
なるべく目を休める声掛けをし、画面の明るさや距離、更に姿勢に関しては、頻繁に声掛けをしてきたつもりでいたのですが…
結論から言うと、PCに向かう時間が長かった兄Uは、若干の視力低下が見られました。
検眼に至ったきっかけは、私(母)の視力低下。
何故か、隣でサポートしてきた私のメガネの度数が合わなくなり、
新調&旧フレームのレンズ入れ替えの為に訪れたメガネやさんで、
息子たちの視力検査が受けられ、判明しました。
毎日PC画面とにらめっこをして、右だけ視力が低下(0.8)していた模様。
親としてはややショックを受けましたが、ここですぐに眼鏡を作ることが出来るわけではなく
子供の近視を矯正する場合は、ショップではなく眼科受診が必要とのこと。
理由は2つ
●視力低下の理由を診断してもらうため
●正確な検眼で子供に適した度数を測定してもらうため
だそうです。
近々眼科受診はしなくちゃなぁと思いつつ、ネットで調べてみると、息子はまだメガネが必要かどうかのぎりぎりライン。
メガネが必要な視力の目安は0.7以下
学校の視力検査では、視力をABCDの4段階で評価します。A・・・視力1.0以上
B・・・視力0.9〜0.7に相当
C・・・視力0.6〜0.3に相当
D・・・視力0.2以下
今の生活だと、病院に行く時間もあまり無い事もあり、
ひとまずは目に悪影響を及ぼすブルーライトを少しでもカットできるPCメガネを購入しました。
近所のモールに入っているJINS(ジンズ)にて、子供たちそれぞれに、PCメガネ(JINS SCREENレンズ)購入。
度なしで5,000円+税。在庫があったので、そのまま購入して帰宅しました。
キッズ向けのPCメガネはもっと安く、メーカー問わずであれば1,000円前後での販売もあるようです。(JINSはキッズ向けで3,000円代)
メガネは装着してみないと、かけ心地などが分かりにくいと思うので、
近くにショップがあれば店頭での購入が良いかと思いますが、
店頭に行く時間がなかなか取れなかったり、レンズ破損でのリピート購入などは、
度なしPCレンズだけであれば、ネットでの購入は便利だなぁというところです。
ブルーライトによる子供の目への影響
JINSさんに、こんなリーフレットが置いてありました。
グラフがちょっと見えにくいですが、ブルーライトの強さで言うと
1位:スマホ
2位:ゲーム
3位:PC
4位:液晶テレビ
5位:ブラウン管テレビ
ちなみに、このブルーライトというのは太陽の光にも含まれている可視光線の中で、
一番波長が短い青い光のこと。
この光には若干のチラつきがあり、それも目の負担になる一因の様です。
ブルーライトに関してはまだ研究段階であり、はっきりしたことは言えないようですが、
・体内時計が乱れる(質の良い睡眠が得られない)
・目の疲れやドライアイ、腰痛・頭痛・肩こり(VDT症候群)
・肌にダメージを与える!
などの報告があり、更に、ブルーライトは強いエネルギーを持っているため、
網膜にまでそのまま到達してしまうとのこと。
濁りの無い、透き通った水晶体を持つ子供達の方が、影響は大きい様です。
そう言えば、夏は日焼け止めクリームを塗るだけではなくサングラスをした方が良いと聞きます。目から紫外線を吸収して、シミを増やしてしまうとか。
子供の姿勢
これは、我が家の、今一番の課題です。
兄は机に向かっての学習ですが、気が付くと背もたれに寄りかかり、
なんともだらしのない格好で学んで?しまう。
昭和生まれの父が私にそうしていた様に、私も息子の背中に定規を入れてはみるものの…
気付けば、定規をずらしてまたぐにゃり。
1分に1回とか、そんな頻度で声をかけるのにも疲れて、ひとまず背もたれを解体しました。
そのままだとねじが飛び出ていて危険なので、捨てる予定のパパのワイシャツでぐるぐると保護。
寄りかかることはほぼなくなりました。
が、
今度は机にひじをついて前にぐにゃり。。
う~ん。。
机に画びょうでも貼りつけるとか?(虐待?!)
ちなみに、我が家の息子その2、次男Kは座卓で勉強しているので、
目を離すと…これまた、ぐにゃり。
地べたにごろりと転がって学習を始めようとします。。
子供達に用意した学習机は家と共に既に引き払い、
あとはマレーシアに出発!の状態だったので…
我が家には、今このタイミングで学習机を購入する予定は無く、
なんとか、しっかり「座る」ことからです。まずは。
とは言え、下の子にも毎日、毎日、頻繁に「姿勢!」と声をかけるのが疲れてしてしまい…
このままじゃ大変なことになるよ…と、メンタルで訴える事にしました。(脅し?)
未来の人間の姿
こちら少し前に話題になった、2100年の人間の3Dモデル、Mindy(ミンディ)。
健康食品やスキンケア商品などを販売するMaple Holisticsが公開した、2100年の人間の女性3Dモデルのことです。
長時間のゲーム・スマホ利用に首を傾け続け、姿勢が悪くなり、
そして、その姿勢ダメージを補うために、上半身が前に押し出されるという。
(背中というか、首の飛び出た若者を見かけることは、現代でも多々あります。。)
3Dモデルでは、更に、人間の脳が小さくなっています。
これは、「座ることの多い現代の生活習慣が、人間の脳の能力を低下させる」という科学的な見解によるものだとか。
あくまで創造上の姿なので、いろいろ思うところはありますが…
それでも、子供達がしっかりときれいな姿勢を保てる様、今この時期の、基本的な体(筋力)作りは大切なのだと改めて思いました。
運動不足解消のために
5~12歳の期間はゴールデンエイジと呼ばれる、子供の身体能力、運動能力が著しく発達する時期。
この間、神経系の発達がほとんど完成するため、きちんとした姿勢を保つことや、体を作るのは特に今この時期が大切だと言えます。
平日は、兄Uの授業が18時過ぎまでなので、
外に出て体を動かすという事がなかなか難しい生活をしています。
ということで、
「室内でのストレッチ」
が、今の我が家の運動の中心になります。
(あとは休日にプール、公園遊びなど)
現在仮住まいのマンションで暮らしているので、下の階の方の迷惑にならない様な、
けれども体にきちんと負荷をかけられるエクササイズ動画を探し、母子3人で、空き時間にエクササイズしています。
今は、身体を作る大切な時期なので、なんとしても筋力低下は防ぎたい所。
姿勢が悪くなってしまうのも、体を支える「筋力」の不足が一因になっています。
変化の少ない生活の中、集中してリモートレッスンを受けられる様、
授業の間に、適度の有酸素運動を取り入れ、
また、正しい姿勢で自律神経のバランスを整え、心と体に過度な負担がかからない様、もうしばらく、子供たちに声をかけていかなくちゃなぁ…と思います。