成長記録:マレーシア留学、2年目を振り返って。

すっかりご無沙汰しておりました。

マレーシアの田舎町(その2)で、2boys子育て中のmamaです。

約1年ぶりの近況報告です😅💦

前回の記事から1年が経ち・・・

実は私たち、2023年末に同じくマレーシア内の辺境地?に引っ越し+転校をしています✈

今回の記事は、あくまでも「留学2年目」の記録の為、新生活についてはまた別記事で😊

 

インターナショナルスクール編入/通学:2年目の振り返り

・・・の前に、

マレーシアで対面学習をスタートさせた子供たちの、1年目の成長記録はこちら👇

※我が家はコロナ禍リモート入学をしている為、リモート期間を合わせるとちょっとカウントが異なります。

 

 👇詳しくはプロフィールをご覧ください

 

留学2年目(2023年度)の息子たち情報👇

長男U:生まれつきのマイペースは健在。デバイスによる母子闘争が日に日に酷くなり、ついに母が決断したことは・・・?

次男K:幼さが少しずつ消え、反抗期(成長期?)の入り口に。。学校では口数が減り、先生方に心配されるように?!

次男K (Year5)

学校生活編

Year4ではまだまだ幼さを引きずっていた彼ですが、Year5になり、行動に少し落ち着き(?)を見せ始めました。

実際には、

・大好きだった優しい担任の先生→とても厳しい先生に変わった

・クラス替えにより、仲の良い子がほとんどいないクラスに振り分けとなった

ということで、落ち着いたというよりは、楽しかったYear4を思い出しては物思いにふけるような・・・

とは言え、がらりと変わった環境の中、新しいお友達も作りそれなりに楽しんでいた様子。

 

Year5になりprefect(プリフェクト)を務めることになったのですが、

基本自由人の彼は、その役割を若干負担に感じていたようです

自ら手をあげ積極的にprefectになり生き生きとしているお子さんもいらっしゃる中で、

消極的なKを精神的にどうサポートしていくか(モチベーションをあげるか)は常に母の悩みの種でした。

 

アカデミック(勉強)編

Year5はYear4の時とは少し様子が異なりました。

学年が上がれば、学習レベルや求められる力は高くなってくるのは当然なのですが、

全体的にユーモアや遊び心のある先生から、厳しい先生が多い年になった為、

「授業がつまらない」

と言い出しました。

これは国を問わず、教師との相性問題はどこでも起こりえますし、こればかりは「運」だと思っています。

 

慕っている先輩ママ(韓国人)に言わせると

「学校(の先生)は重要じゃないのよ!tuitionが大事なの!!」

とのことですが(笑)

 

家庭学習は、

テスト前は、過去問やプリント類の見返しを一緒にやるようにしていましたが、

普段はルーティンワークを決めていて、それらを自分のペースで取り組み

終わり次第自由時間。

基本的には本人に任せ、彼のペースで家庭学習を継続していました。

 

年度末には

“Year5 Honour Roll”

“Year5 Academic Excellence”

という2つのアワードをいただきました🤗

  

なんだかんだ言っても、最終的に頑張りを認めてもらえることは、

子供のモチベーション向上を大いに助けてくれます。

ありがたいと思います。

 

2年目のKは、1年目の超順調編入よりは試練多き年になったと思いますが、

それらの経験は、これからの彼の成長へとつながるのではないかと信じています。

長男U (Year8)

学校生活編

Year7後半からの仲良しグループ以外にも交友関係がどんどん広がり、

また、新しく入ってくるお友達の世話役を自ら進んでするなど、自分が苦しんだ分

 

「誰かの役に立ちたい」

 

という想いが伝わってくる行動をとっていました。

 

student council(生徒会)のメンバーにもなり、放課後の時間を使って学校全体のことを考え、

自らアクションを起こす姿を、母としては頼もしく思って見ていました。

けれどもYear8中盤から、世話好きなあまり、自分のすべきことを後回しにしてしまう行動を取り始め

私が複雑な思いを抱えはじめたのも正直なところです。

「自分のすべきこと」

とは何か。

 

Uとたくさん話し合いを重ねることが出来たのは、振り返れば貴重な経験だったと思います。

「日本に帰りたい(留学を止めたい)」

という言葉は一切出てこなくなり、むしろ

「日本に戻っても無理(勉強面)」

と言うようになりました。

 

けれども、全てが順調に回るようになったのかと言えば、そうではなく

むしろ、Year8後半は母子関係が悪化し、私だけでは無く、U自身もとても苦しんでいた記憶しています。

 

関係悪化の原因は、学校の授業・宿題にデバイスが必須という理由から

『Uのデバイス・携帯コントロールが不能となったこと』

また、一部の日本人留学生同士で学校への日本文化の持ち込み合戦がはじまり、

放課後や休憩時間だけではなく、それらがSNSを通して日常的に授業時間も及んでいたこと。

 

「何のためにここにいるのか」

 

ということを、何度も本人と話をしましたが、結果的に本人はそこから抜け出すことが出来ませんでした。

 

「留学の目的意識の低下」

 

は私たち家族にとって大きな課題となり、それは結果的に、「転校」を考える一つの理由となったのです。

こちらはまた、別記事で。

アカデミック(勉強)編

2023年度、理数は常にフルマークを意識して試験に挑んでいました

そして、苦戦していた英語(FLE)は、1年目とは学習方法を少し変え、

毎日、読解問題をこつこつ解くトレーニングをしました。

その結果・・・

 

リーディングに限って言えば、前半60~70%、そして後半は80~90%まで上昇

FLEで初めてのA*を取ってきたときは、皆で喜び、外食とプレゼントでお祝いをしたほど!!

 

何より嬉しかったのは、本人がこつこつと何年もかけて積み重ねてきたことが、

目に見える形で評価(成績)となって、本人に返されたことです。

 

日本で育ち、母国語が日本語の彼にとって、英語(FLE)で評価を受けることは本当に大変。

家族みんなで本当に喜びました。

 

一方、ライティングを伸ばすことにはかなり苦戦しました(進行形です)

Year8の丸1年間(実際にはYear7から)、オンラインtuitionの厳しい先生より週2回の指導を受けていましたが、

最後の最後まで、結果として形に現れることはありませんでした。

もちろん、蓄積してきた学習効果がこれから爆発する可能性もあります。

けれども、Year8が終わり、IGCSEまでカウントダウンの時期。

FLE/ESLの選択に、もう1年しか時間がない!!

そんな私とUの決断は・・・

 

引っ越しを機に、オンラインtuitionをやめました。

 

そして、Uも私もとっても尊敬していた学校の先生に

「Uのライティングを伸ばすために必要なこと」

を質問し、いただいたアドバイスを家庭で実践することにしました

 

ライティングは書いたものを適切な形で(出来ればその場で)IGCSEのFLEの添削が出来る指導者に、

その場で添削指導をしてもらうことが重要だと私は考えています。

けれども、あえてtuitionをつけず母子で頑張ることを決めたのは、考えに考え、ひとつの展望を描いたからです。

テーマがずれてしまうので、こちらもまた、別の機会に🙏

 

Year8ではK同様、Uも

“Year8 Honour Roll”

をいただき、笑顔の学年末を迎え、

そして、涙の(私が)転校を迎えることとなるのです。

いろんなことはありましたが、環境も良く、人にも恵まれ、

出会えてよかった、とってもとっても大好きな土地・先生・仲間・学校!!!でした。

 

母(私)4X歳🫢

日常生活編

1年目は体調不良で家から出られないこともかなりの頻度で起こっていましたが、

2年目は安定。

その「土地」にすっかり慣れてきたんだなと感じていました。

ご縁合って始めたガーディアンとホームステイ(ホリデー受け入れ)も、すっかり私の日常となりました

単身生が多かったこちらの学校では、土日のお勉強サポートを希望される方々もいらっしゃったので、

密かに始めた寺子屋?が、じわりじわりと拡大し、平日夜間、土日祝日ホリデーと、フル稼働の日々。

どこからか私を見つけてくださったエージェントさんから、単身留学中のご家庭をご紹介をいただくなど、

時間に余裕のない1年でした。

 

また、円安が進行しお財布のひもを締めつつある中、パパの体調が悪化

あまりにもしんどい状況であったことは身体にも表れていた為、経済的な不安はあったものの、

「会社、やめていいんだよ。」

と、パパの社会人休業に賛成しました。

 

大黒柱の収入が途絶えたこともあり、この1年は、とにかく私が仕事、仕事、仕事。

観光など、あまり出かける機会は多くはありませんでしたが、

パパが社会人休業期間中にマレーシアで一緒に過ごした日々は、

子供達にとってとても良い記憶として残ったようです。

 

2023年9月末に転校を考え、10月末に決断。

そこから、荷造り、引っ越し手配、ビザ関係などなど、いろいろ・・・

11月半ばの一時帰国までに、既に家を引き払い、荷物を新天地へと送り出し、

再びマレーシアに戻ってきた12月8日から、

新しい土地で、新しいスタートが始まったのです。

 

続きは、また😊👋