マレーシアの入国に関する制限は過去何度も更新されてきていたのですが、今回も8/31までのRMCO(回復のための活動制限令)について、延長か、終了か、発表があったのは、今日、8/28!いつも本当にぎりぎり!!
結論から言うと、「延長」
それも、最低でも12/31まで。
事前に「今回のRMCO終了は厳しそう」とTwitterなどで騒がれていたものの、ほんの少し、淡い期待を抱いていた私としては、結構ショックな発表でして。。
パパも私も、公立小学校に通えているKも良いとして、兄のUは、かれこれ半年間、学校という学校に通えていないのです。
ここから先4か月もまた、自宅に籠ってのリモート学習となると…
とにかく兄Uの事を一番に考えなくてはと思います。
弟Kも、もう行きたくな~い…と言いつつも、最近では「ねぇ、いつマレーシア行けるの?」と。
ごめんね、分からないんだよね。。
兄Uはマレーシア行きについてそれなりの覚悟はして頑張っているので、「もうやだ」とか、そういう発言は全くなく、
だから逆に、とても心配になります。
「俺も早く学校行きたいなぁ…」
最近本当によく、そう口にしています。
6月のRMCO決定から、在日マレーシア大使館、在マレーシア日本大使館、外務省、入国管理局、マレアーシア教育省(MOE)、エデュケーションマレーシアグローバルサービス (EMGS)、学校も含め、とにかく思いつく連絡先には、これでもかと何度も確認の連絡をしましたが、8/30現在で有益な情報はゼロ。
Twitterで仲間を探し、官僚に届け!と「拡散希望」メッセージを発している心強い方や、同じような境遇の方々とメッセージのやり取りをして、かなり救われました。
癌の発見から2年経過したパパの3か月検診が、今回4か月間隔でOKになったことに喜んでいたばかり。
半年前に段ボール詰めした荷物が積みあがる部屋。
いろいろ不足し、若干不便な現在の我が家の状況下、家族1人1人の正直な気持ちは気になるところです。
パパは「行かない選択肢は無い」と。
そうですよね、言い出しっぺ(笑)
部署異動で以前の様な精神面での苦からは解放され、毎日大変ではあっても、今の生活を維持しようと頑張って働いてくれています。
兄Uは「俺早くマレーシア行きたい」と。
マレーシアの学校が再開した7月は、自分だけ宙ぶらりんになることが分かっていたのか、なんだかイライラした様子が私にも伝わってきていました。
けれども本当にマイペースな彼。
「友達に会いたいなぁ」といいつつも、一度も休むことなくリモートを頑張ってくれています。
STEM教育を採用している今の学校は、理科と算数が大好きなUの目には本当に魅力的に映っているようです。(吹き込んだということも否定できませんが(笑))
授業も理科は実験や発表、考察が本当に多い。
リモートなのでグループワークの仲間には入れないのですが、その代わり理科の時間は私が必ず同席して、皆が実験している時間と同時進行で、あり合わせの材料を使って、家でも同じ作業をするようにしています。
また、算数の時間は通学の生徒も全員タブレット持参で、毎回様々なアプリを通して学習しています。これからの時代に求められるITを肌で感じられ、個人的にはとても良いなと思う学習スタイルです。視力の低下が心配ですが。。
IT(Information Technology、情報技術)
ICT(Information and Communication Technology=情報通信科学)
日本でもこれからの教育で重視されている能力ですね。
子供たちがインターネットに触れる機会が多くなった今、ITリテラシーは小学生から、ITソリューション、ITコンサルタント、ITベンダー、ITガバナンスなどの言葉も、将来の仕事などを考える上も、高校生以上の子供たちは知っておいた方が良い言葉だと思います。
なんだかとっつきにくそう…と思わず、言葉の意味とその技術の使われ方、使われる場所などがイメージできる様理解に努めれば、
逆算で「今何を学び、考えればよいのか」おのずと見えてくるように思います。
またもや話がずれました。
家族の気持ち、というところですね。
弟Kが一番困っています。
「マレーシアなんか、行きたくない」と。
公立小学校へ再び通い始めたので、仲良い友達と別れたくない、毎日送迎だから友達と約束できない、今の不便な生活が嫌だ、前の家が良い…様々な思いがあると思います。
仕方ないよね。。
どう受け止め何を言おうかと思っていると、兄Uがすかさず横から
「マレーシア行ったら〇〇があるんだよ!」
と、ポジティブな情報を吹き込んでくれるのには…感謝!
もちろん兄Uにも手に負えない、半端ないやさぐれ方をする時も多々あります。
本当に嫌なのかなぁ…
と思いきや、何度かオンラインで会話したマレーシアの学校の友達の動画がアップされていると、「あ!〇〇だ!」と。
「Kくんの友達だよね^^」
と声をかけると、「ベイブレードで一緒に遊ぶ」とか、「英語うまいな~」とか、
それなりに身を乗り出しモニターを見ているので…
彼の場合も、「行ってしまえれば」なんだと思います。
どちらにしても、これ以上、入国できない状態が長期化はするのは望みませんが…
今回の影響を受け、何かしら不便を強いられている人は世界中に溢れていると思います。
コロナが収束して、「当たり前の日常」に世界が喜ぶ日が、早く訪れますように。
その為に、個々人が今できることをしっかり考え、行動できれば良いのかなと、今はそう思っています。