サラワクは自然豊かな州です。
今回はちょっとクチンを出て遠くに行ってみたくなり、母子ロードトリップを計画しました。
長男は来年受験を控えているので、家族で長期旅行ができるのも今しかない…と思い、クリスマス(12/25)からお正月(1/1)までの年越し旅行という感じで日程を決めました👍
前日までに準備をしたのは車の整備とミリのホテルの予約のみ。
クチンからミリまでは約800kmで、ノンストップの運転で約10時間くらいとなりますが、安全第一の無理ない運転を心がけいくつかの都市に寄りながらMiriへと出発しました。

本当はサラワク州をぐるっと1周、グヌン・ムル国立公園(Gunung Mulu National Park)まで行きたかったのですが・・・
ブルネイの国境越えの手間(入出国やSIM、通貨準備、車のスモーク剥がし)を考えると、今回の旅行では無理をせず、最終目的地をミリに決めました。
ちなみにクチンからミリまでのルートはこんな感じ。
そもそも道の選択肢はあまりないです。
本やネットでは見つけられない発見があるのがロードトリップの醍醐味だと思います。
現地の人との出会いや、旅の途中でしか味わえない風景などなど、
せっかくなので、我が家のシブ・ビントゥル・ミリのロードトリップの様子を記録に残します。
まずは1~2日目、そして7~8日目でお世話になったシブ編からどうぞ♪
1.旅の全体スケジュール
7泊8日ロードトリップのざっくり計画
◆ 1日目: Kuching(クチン) →Sibu( シブ)
◆ 2日目: Sibu(シブ)→Bintulu( ビントゥル)
◆ 3日目: Bintulu(ビントゥル) →Miri(ミリ)
◆ 4〜5日目: Miri(ミリ)
◆ 6日目: Miri (ミリ)→Bintulu(ビントゥル) 世界遺産のNiah caveへ!
◆ 7日目:Bintulu(ビントゥル)→Sibu(シブ)
◆ 8日目: Sibu(シブ) →Kuching(クチン)
2.クチンからシブへの道のり&シブ観光
「クチンからシブへ!自然の中をドライブしました」
クチンからシブまでは約400km、日本で言うと横浜から京都くらいの距離ですが、こちらは最大時速110km/h、交通量も多くなく、、皆さん・・・運転がとっても速いんです。
そんなこんなで、私も車で約5時間での到着となりました。
ちなみに、この都市から都市への移動は、気を付けないと集落が無い限りあたりには何もないのです。つまり、人もあまりいません。街灯が無いところもあります。
そして景色はジャングルと道、道、道。代わり映えしないので、眠くなりやすいかもしれません。
ドライブをする上で気を付けてほしいのは「トイレが無い!」こと。
道端に休憩するくぼみ(?)のような、車を一時停止できる場所はいくつもあるし、男の人は堂々と用を足している姿を見かけましたが、女性は困ります。。
トイレを探し集落を彷徨っていると、親切なイバン族のご家族がトイレを貸してくださいました。

あちこちにロングハウスが建っています。

ちょうどクリスマスの日で、皆さんドリアンでお祝い!


ごちそうになってしまっただけではなく、お土産にまでいただいてしまいました😋
いろいろなお話の中で、こちらのお父様からは
「この辺一帯の水道は、日本人が整備していってくれたんだぞ」
と嬉しいエピソードも聞きました。
実際に、間違いなく、過去日本人の先輩方がこの村を訪れた痕跡
「道の駅」
を見つけました。(ただし、年末でトイレ🔓お休み!😅)

過去この村に訪れ、インフラ整備に貢献して下さった日本人の先輩方、
イバン族の皆さま、先輩方のこと今でも覚えていらっしゃいましたよ🤗🌟
「シブ観光&グルメとおすすめスポット&ローカルフード」
夜と翌日は、ちょっぴりシブ観光!
歴史
シブは中華系の福州(フーチョウ)出身の人が多く住む街。ラジャン川沿いに発展した都市で、シンボルはSwan(白鳥)、Kuching(猫)にSwan(白鳥)と、次の町は何かな?とワクワクしちゃいます。
原住民で言うと、実際にお会いした イバン族やメラナウ族の方々もこの地域に居住しているそうです。
有名な観光スポット
◆ シブ中央市場(Sibu Central Market)
・・・マレーシア最大級の屋内市場で、地元の新鮮な食材や工芸品が購入可
◆ 玉龍山天恩寺(Jade Dragon Temple)
・・・東南アジア最大級の寺院で、仏教、儒教、道教の要素を兼ね備えているとか。
名物料理
◆ カンポア・ミー(Kampua Mee)
・・・シンプルな油そばで、ラードと醤油で和えた麺に、豚肉のスライスをトッピングしたもの。
◆ コンピア(Kompia)
・・・福州系の伝統的なパンで、肉を挟んだものが人気。(詳しく後述します!)
◆ 海鮮料理
・・・クチン~ミリは海が近いので、地元の人に聞くとどこへ行っても「海鮮料理を食べたらよい」とお勧めされることが多いと思います。
シブでの出来事
書きたいことがたくさんですが、まずは・・・海鮮料理!
シブに🛫飛んできたパパも合流してから、帰路の7日目の夜に入った海鮮レストラン(友達のお勧め)のChuang Yang Seafood Restaurant。

写真が栄え無くてごめんなさい😅
これだけ食べてRM319。
クチンのWaterfrontの海鮮レストランより20~30%くらいはお安いような(肌感覚)印象です。
ティラピアの塩釜焼を食べておいで~とのことで食べてみました。


個人的にはもう少しこんがり焼いてある方が好みですが、ティラピア自体はあっさり食べやすいお魚なので、子連れファミリーにはおすすめのお魚かも。(シアカップも美味しいですよ~)
クチンで親しくさせていただいている福州系の友達は、
「シブに行ったら中央市場とコンピアはマスト!」と何度も連絡をくれました😅
市場は行く予定は無かったのですが、市内で駐禁を切られてしまい、支払いのため訪れたのが・・・
中央市場内(Central Market)にあるオフィス!ついでに市場を覗いてみましたが、歴史的な建物だな、と大きい!です。正直なところ、クチン市内にもこの規模の市場はあるので、クチン在住の私のときめきメーターはそこまで大きく振れなかったかもしれないです。
一方のコンピア(Kompia)は・・・

おいしい!好き!
往復合わせて、3か所のショップで食べ比べをしました。。
塩加減とchewyさに違いがある感じですが、食べ歩きをするのであれば「焼きたて」かどうかが大事!
冷めても結構ぱさぱさになってきます(冷めてもおいしかったお店はBintulu編でご紹介しますね!)
お値段はどこも5個でRM2~3というところ。
1か所、他の倍くらいで売り出しているコンピアショップもありました。。。
日本人だからという訳ではなく、Sibuではちょっと有名なお店だからでしょうか。。
食べ比べた結論を言うと、我が家の場合は別のお友達に教えていただいた、
ミリ/ビントゥルのコンピアが一番のお気に入りとなりました♪
食べ物のことばかり書いていますが、これはもう仕方ありません。
だって、サラワクは美味しいものが多いんですもの!本当に!!
食のバリエーションが本当に豊かです。
最後になりますが、こちらも記録として・・・Kampua Mee(カンポア・ミー)

シブのお友達に教えていただいたお店ですが、お昼前には売り切れてしまいます。。
中央市場の近くの路地にあるお店です。

次回はシブからビントゥルへでの思い出を記録を残したいと思います。
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