マレーシア国内線で長男14歳(未成年)が一人でエアアジアに乗った話

なんて、響きの良い言葉を使っていますが、

息子たちと車でサラワク州横断旅行🚗💨をしていた道中、
長男がどうしてもクチンに戻らなければならない(戻りたい!)という用事ができた為、

「結果的に」一人旅フライトになってしまった(道半ばのBintulu(ビントゥル)からクチンへ一人で飛ぶことになった)今回の体験を、

未成年(12歳以上16歳未満)がエアアジアの国内線を一人で利用する際のポイントとして、備忘録としてまとめておきます。

基本的には国際線と同じですが、事前に知っておくと安心なことがいくつもありました。

 

参考までに・・・Bintulu(ビントゥル)はここ👇

 

マレーシア国内の(国際線/国内線)で未成年が一人でエアアジアに乗るには?

単身留学生の一人フライトなど、あちこちで情報を探すことが出来ると思いますので、あえて私が書く必要もないのですが、マレーシ国内線/国際線、外国籍の子供達が一人で登場するときのルールは基本的には同じです。(外国籍の場合は、西マレーシアも東マレーシアも基本同じ)

とはいえ、未成年の子供たちが一人で飛行機に乗るときは、年齢によってルールや必要な手続きは異なっています。なので、事前にしっかりと確認しておいた方が安心かと思います。

 

◆12歳未満の子どもは単独搭乗できる?→No

エアアジアでは 12歳未満の子どもは一人で飛行機に乗ることができないので、必ず18歳以上の大人の同伴が必要になります。

 

◆12歳以上16歳未満の子どもは一人で搭乗OK!

12歳以上16歳未満の子供たちは、一人でエアアジアの国内線・国際線に搭乗することが可能ですが、こんな書類が必要になります。

👆同意書と親と子のパスポートコピー(空港スタッフがコピー)

  1. Release and Indemnity Form(同意書)の提出が必要
    親またはガーディアンがYPTA「免責および補償に関する同意書(Release and Indemnity Form)」に署名し、チェックイン時に提出することが必要になります。
    この書類は空港のカウンターでスタッフからもらって、記入します💡
    ※YTPAとは航空業界でYoung Passenger Traveling Alone(一人で旅行する若年乗客)を意味します

  2. 保護者(ガーディアン)の空港待機が求められる
     子供達が搭乗する便が離陸するまで、基本的には保護者は空港で待機する必要があると説明を受けます。
    保護者、ガーディアンと書きましたが、長男は成人しているローカルのお友達が送迎してくれました(問題はありませんでした)

 
エアアジアでは 、国際線はプリボーディングまたは「meet-and-assist」サービスが提供されますと書いてありますが、国内線には公式なアナウンスはありません。

けれども息子はゾーン1の優先搭乗、座席がCAさんのすぐ目の前(往復とも)スタッフが声をかけてくれるなど、かなりの「おもてなし」をうけたようです😅
※公式には、国内線のこのようなサポートは明記されていませんが、経験談として参考までに。

◆16歳以上の子どもは→OK!(でも注意点あり)

16歳以上になると、特別な手続きや書類の提出なしで一人で飛行機に搭乗できます。
注意点としては、12歳未満の子どもを同伴することはできないこと!
第一子が16歳になったからと言って、保護者代わりになり妹や弟を同伴することはできないということです。

私が参考にした情報源は、いずれも公式サイトになります。
リンクを貼っておきますが、情報は常に最新のものをチェックされると良いと思います。

●未成年者の単独搭乗に関する一般的なガイドライン: エアアジア サポートページ

●運送約款(AK便:マレーシア、タイ、インド運航便): エアアジア AK便 運送約款

 

未成年が一人で飛行機に乗る時に気を付けること

クチンは西にいた時よりもゆるっと・・・警戒感が薄れてしまうのですが、海外ということで、想定されるトラブルとその対処法についても考え、長男とは事前に話をしました。

1. 書類の不備

  • チェックイン時に必要な書類(パスポート、同意書など)の確認、忘れずに携行すること!!

2. 空港での手続きミス

  • チェックインの際にスタッフが未成年の単独搭乗に関するルールを知らない場合に備えて、公式サイトの未成年登場に関するルールのリンクや画面コピーがあると安心
  • 親は搭乗手続き完了(できれば離陸する)まで親/ガーディアンが空港で待機する。

3. 乗り継ぎでのトラブル

  • AirAsia は 未成年の乗り継ぎサポートを提供していない ため、トランジットがあるときは注意。国内線のトランジットは一人旅が出来るような子どもであれば大丈夫かと思いますが、国際線の経由便の際は、入国審査やセキュリティチェックの手順が分からず、次の便に間に合わないなどないように・・・可能な限り 直行便 を選ぶと安心と思います。
  • 乗り継ぎが必要な場合は、事前に子どもと一緒に手続きの流れを確認する。

4. フライトの遅延・キャンセル

  • フライトが遅延した場合、空港で長時間一人で待たなければならないので、やっぱり離陸までは付き添いがあった方が安心。遅延時の対処法を子どもに説明しておくと良いと思います。

5. 機内での問題

  • フライト中に体調を崩した場合や、隣の乗客が不審な行動を取ったり、迷惑な行動があったりした場合(もちろん、わが子が他の乗客に迷惑をかけないことはきちんと教えて!)それを伝える力(行動力、英語力)は必要だと思います。

6. 到着後の問題(我が家の経験したトラブル未遂?)

  • Airasiaの公式サイトでは「保護者のお迎え」についての文言は見つけられていませんが、YPTAフォームにはお迎え者の名前を書く欄があります。誰がお迎えにくるの?という確認欄です。

    クチン着の際はgrabで自宅に帰る予定だったので、正直に
    「grabで帰るのでお迎えはありません」
    というと、
    「それでは乗せることが出来ない」
    と言われてしまいました。

    「あ!友達が来るんだった!」
    と即座に言い直し(思いっきり嘘・・・😨)友達の名前を書き足します。
    「成人か?」
    の確認はあったものの、OK!とチェックインが無事終了。

    無責任なことは言えません、、、お迎えもやはり、誰か大人がいる方が安心かと思います。

 

まとめ

今回、長男が経験した「結果的に一人旅」は特段お勧めしているというものではありません

一人旅は子どもにとって貴重な経験になると思いますが、海外で一人で行動をすることのリスクをしっかりと伝え、事前にしっかりと準備をして、安心して送り出せると良いと思います。
息子も、フライト自体は一人でしたが、Miriに戻ってくるの便では早朝便にも拘らず、お友達が空港まで付き添ってくれました。。。

今回の経験が、長男にとって、多くの方に支えられていることを改めて知る、感謝と学びのフライトであったらよいと思います!

 

 

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