編入156日目:リモートラーニング ~「早く学校に行きたい」~

月数で言うと既に5か月間、兄・Uはリモートラーニングを続けています。

初日から振り返ってみると、最初は

・学習内容が難しい

・リモート自体に不慣れ

・英語についていけない

と、本当に問題山積みでした。(現在進行形です)

  

リモートかつ英語授業を、子供だけでマネジメントすることはまだまだ難しいお年頃。

何よりも、子供たち自身をどうやって「やる気にさせるか」が常に課題です。

もっと子供たちに寄り添ったサポートがしたい気持ちを持ちつつ、まだまだ未熟な母は、子供の心を無視して「頭ごなし発言」をしてしまう時が未だにあります。

が、そういう時は、頭を冷やしてなるべくすぐに、ごめんねを伝えて、

本当に伝えたかったことはね…と、話を聴いてもらったりしています。

 

さて、最近の我が家の子供たちの様子はと言うと、

 

10歳と半年を迎えた兄Uは、精神的にもぐんぐん大人に近づいてきています。

「自分の事は自分で決めたい」

そんなお年頃ですね。

 

学習面に関してはそれなりについていけているようになり、英語の補習クラスから、

メインストリーム(通常クラス)へという声も、ちらほらと聞こえてきている様です。

 

もちろん、今のリモートの状態から、メインストリームへ転籍を判断するのはが難しいと思うので、そこは現地に行ってからという事になりそうですが…

 

渡航に関しては、まだまだ先が見えません。。。

現時点で入国できないのは12月末までとなっていますが、

ワクチンが出来るまで難しいのではという声も。

 

このまま、あっという間に1年が経ってしまいそう!!!

 

10歳男子に引きこもり生活はなかなか酷なのではと思い、

本人が復活したいと願っていた習い事を2つ復活、

そしてもう1つ、オンライン英会話を始めました。

 

時々声をかけてくれるお友達に遊んでもらったり(ありがたい!)、週に2回の習い事、家族で過ごす時間で、本人はそれなりに快適な様子。

もちろん

「(もとの学校の)友達に会いたい~!」

と気持ちが募っているときもありますが、

「行ける日だけでも学校に行く?漢字もやるんだよ(Uは漢字が嫌い)」

というと、

「(漢字が嫌だから)じゃあ、いいや。」

と。

 

今はとにかく

「早くマレーシアに行きたい。学校(日本でもマレーシアでもどっちでもいいから)行きたい!」

彼の中では、その想いと日々戦っています。

 

学校に行けたら、本当に嬉しいんだと思います。

 

リモートラーニングとはいえ、気にかけてくれる優しい友達が何人か出来て、

韓国語や中国語にも興味を持ち始めています。

あれだけ「嫌い」という漢字も、中国語となると日本の漢字との違いが面白いらしく、まだ勉強しなくていいのに自ら「俺もやる~!」と。

友達が出来たことで、英語学習に対する意欲も増しています。

 

それに伴い、課題としていたライティング、スピーキングが今、伸びてきています。

それがテストの結果にも表れ始め、本人も自信をつけています。

あちらの先生はとにかく褒めるのが上手!

学習面、人間関係は良い状態です。

 

弟K、こちらは相変わらずとっても手がかかります。

 

日中、地元の小学校に通い、帰ってきてからの課題に、頭がついていきません。

英語も難しいのに、中国語。書き順を指摘すると、

「書き順なんて、どうだっていいじゃんよ!」

と半泣き(眠かったのか)。

メインストリーム(本科)のKは、マレー語の授業も始まってしまいましたが、

私もそこまでサポートする余裕が全く無く、

向こうに行ってから頑張ればいいじゃん、と、ひとまず課題は母が代わりに提出してしまっています(笑)

 

抜くところは抜いても、平日はどうしても課題が滞ってしまう。

でも無理をしても仕方がない。

 

ああ、もう無理かなと思ったら、最近は、こちらも諦めるようにしています。

土日に調整すれば、まあ良いかと。

 

日々、

「子供と向き合う」というよりも、隣で、

同じ方向を見て、寄り添って、

一緒にやっていきたいなぁと、そんな初心を日々忘れずにいたいと思っています。

 

とは言え、現実的にはなかなかそれが上手く出来ないんですけれどね^^;

 

子供と同じように、

大切な人たちのお陰様で、私自身、日々頑張っていけています。

 

全都是多亏了你。

谢谢。