成長記録:Term Holidayが始まりました!(ペナンに来ています!)- 対面授業1学期を終えて

皆さま、こんにちは!

マレーシアのとある町で、男子2人の子育て奮闘中の、Sachiです。

 

約3か月ぶりのブログ更新となってしまいました^^;

 

今回は、対面学習1学期を終えた、子供たちの様子、そして、

この1学期間の家庭での様子など、

ブログ更新が出来なかった?言い訳✨も含めて綴っていきたいと思います(笑)

   

学校での様子

 

あっという間に馴染んだ次男

登校が始まり、学校見学ツアー、係やクラブなどを決めた最初の1週間。

PTM (Parents Teachers Meeting=保護者会) で

担任の先生にご挨拶したときに、

次男Kが、

class monitorに立候補した

と聞きました。

 

ん?クラスモニターって??

A class monitor is an individual who is appointed by the teacher as the representative of the classroom. It is the class monitor’s responsibility to to ensure classroom discipline. They are answerable to the teacher in case of any mischief.

引用:Teachmint / class monitor

つまり、クラスの代表になるということ。

日本の学級委員的な存在とイメージしていたのですが、

どうやら、責任の重さが違う様子!😲

・・・と感じたのは、対面学習がスタートして2~3週間経ったころ。

 

クラスモニターの仕事の中で、

授業が始まる前に(先生がクラスに来たら)すぐに他のクラスメイトを席に座らせ

先生に挨拶の号令をかける役目があるらしいのですが、

英語も、クラスメイトとのコミュニュケーションも、まだままならなかった初期のKには、

恐らくそれは、とても難しかったと思うのです。

日本の様に皆静かに座らないでしょうし・・・(;^ω^)

 

帰宅後、

先生に怒られた~・・・としばらく大泣きの日々。

 

「しっかり皆をまとめて」

「ちゃんと座らせて」

「騒いでいる子を静かにさせて」

と。

 

マレーシア・・・なのか、息子たちの学校には・・・なのか、

優しい先生は多いと思うのですが、やはり厳しい先生は、世界中どこにでもいます。  

 

ゆっくりでいいから、ひとつずつ出来るようにしていこうね、と家庭で話をしました。

 

それから、その先生へ宛てたご挨拶メールの中で、

『入学してからは長いけれど、ずっとリモートだった為、

学校のことは何も分からないと思いますが、ご指導お願いします。』

というニュアンスのメールを送りました。

 

1か月、2か月・・・と経過し、

学校生活にも、クラスモニターの仕事にも慣れ、

親しいお友達が何人も出来て、

「土日なんかなければいいのに!」

という程、今は

 

学校が大好き!!

 

になった、1学期の次男でした。

親としても、安心して見守ることが出来ています。

 

淡々と通い続けた長男

居住先のコンドに、初日に挨拶に来てくれた同級生のメンバーとは

学校でもそのまま一緒に過ごすことが多くなりました。

毎日夕方になるとコンドの下に集合し、

皆仲良く、楽しく過ごしていたのですが・・・

 

実は、ちょっとしたトラブルも経験しています。

 

U自身がどうこう・・・ではないのですが、

スーダン、インドの2人の喧嘩が激しい。。

些細な喧嘩から、

 

もう遊ばない!

 

喧嘩に発展し、以降全員揃って遊ぶ機会が無くなってしまったのです。

また、起こった時のキレ方?!が激しく、

お友達の遊具(自転車?)をプールに沈めたり、

人を卑下する悪い英語だったり・・・

 

周りに聞くと、あの2人はいつもああだから気にするなとのことでしたが、

今まで比較的穏やかな人間関係の中で育ってきた長男Uには、

自分のことではないにしても、

胸の痛む出来事が続き

 

この辺りから、本人の外遊びのテンションは

徐々に下がってきていました。

 

タイミング的に、

学校の宿題が終わらない!

時間が無い!

ことも理由だったかもしれませんが、

クラスでのグループワークはいつも同じメンバーで日々の変化は少なく、

コロナの為か、マレーシアがそうなのか、

日本のような休み時間はなく、

理解できない英語にも、日々葛藤し続けながらの1学期。

 

学校から帰ってきて、いつも

「今日はどうだった?」

と聞くと、長男は

「ふつう」

と。。。

 

ふつう。。。

毎日、楽しい楽しいと帰宅する次男と対照的で、

親として、なんとももどかしい気持ちになりました。

 

一方、毎週水曜日の部活、ダンス部での活動はとても楽しんでいて、

また、いつの間にか加入していた?

環境問題を考え活動する委員会の集まりは、

Aレベル(高校生くらいの年齢)のお兄さん、お姉さん方と一緒の活動で、

たくさんの刺激を貰ってなかなか楽しく過ごしている様子。

 

もっと知的好奇心を育み、

日々の生活にわくわくできる環境づくりをしてあげたいなと、親として思うのです。

 

家庭での様子

 

たくさん遊んでいる次男

学校にもお友達が出来て、

居住しているコンドにもお友達が出来て、

帰宅後、自ら宿題を終わらせ、

ぱ~っと外遊びに出る毎日。

 

けれども、オミクロンの感染拡大が広がって、

学校からの指導が入った5月後半・・・6月頃から、

コロナに敏感なKは外遊びを控え始めました。

 

家に引きこもり何をしているかというと、

「漫画」「小説」

ドはまりしました。

とにかくいつも、何かしらの本を読んでいるか、

オーディブルで音を聞き流しているか(音が無いとお化けが出そうで怖いという理由)

自由に漫画を描いているか。

 

小説の内容も丸暗記で話し始めるなど、

低年齢ならではの、スポンジ並みの吸収力!!

 

ちなみに、こちら、次男が書いた漫画。

絵やストーリーは、漫画「ワンピース」の影響を受け

コピーしてコンドの下で売る!と言い出したのは Captain Underpantsの影響で、

(もちろん無料で配って無理やり?読んでいただいていました)

 

後述しますが、

この「読書」は、驚異的な勢いで、

結果として学習面に結びつきました。

 

遊ぶ時間がなかなか取れなかった長男

前提として・・・

もともとの性格が、と~~~ってものんびりなことを改めて。。。

 

お友達関係のいざこざから離れただけかな?とも思っていましたが、

どうやら学校の宿題で、放課後の時間はいっぱいいっぱいな様子!!

(いや、でも同級生の息子さんは毎日お外で遊んでいるけれど・・・?)

 

様子をうかがっていると、

アートの宿題に3日間、

GS(グーグルの授業)でフォーム作りがあるのですが、

それにもやたとら凝って数日がかり。

肝心の、メインストリームの、

英語・数学・サイエンスは、さらさら~と適当に終わらせているのに・・・

 

最初は

「ちょっと時間かかりすぎ!」

「外に出て体動かしなさ~い!」

と怒ってしまったものの、

 

よくよく考えると、

いわゆる「お勉強」の宿題は少ない。

 

時間をかけているのは、全て彼の興味が深いジャンルだ・・・

と分かってから、

私もなるべく口をつぐむようにしました。

 

もともと、インドアで興味あることをとことん突き詰めていくことが好きな長男。

なので、メインストリームの課題がちゃんと終わっていれば、

そこまで急かす必要はないかなと思い始めました

 

親としては、もう少し要領よくやれば良いのにな・・・

と毎日思ってしまうのですが、

 

年齢的にも、

親から離れ、

自分で自分の世界を広げていく時期。

 

この枠の中で・・・とまだ親として制限をする範囲はありますが、

その中でのびのびと、自分で自分を知っていくために、

親が黙って見守らなくてはいけないなと、

日々感じるのです。

 

そして、これが本当に難しい。。

   

学習成果

 

結果が出た次男:英語writingでまさかのA* 

間違いなく、読書に比例した結果が出たのだと思います。

 

息子たちの学校の『英語』のテストはprimaryもsecondaryも、

comprehension(文章題)と、writing(作文)

に分かれて、1学期は、各2回ずつテストがありました。

 

普段の家庭学習では、1日1ページのcomprehensionを取り組ませてきました。

読書が趣味で、単語も良く知っているので対策はほぼしませんでしたが、

それでもテストはとても良くできていました。

 

対するwriting。

こちらは、趣味で漫画を描いている以外、

私からあまり細かく見てあげることが出来なかったので、

高得点がマークされていたことには、本当にびっくりしました。

 

もちろん、だからといって、美しく、きれいな文章を書いているわけではないんですよ?

文法も、私が見てもわかるくらい崩れています。

 

が、ここで初めて、イギリス式のアカデミックなライティングには、

明確な採点基準があることを知りました。

こちらの写真はYear4のfictionの採点基準。

写真は、本命テストの前の練習時に本人が学校から持ち帰ってきたものです。

 

これにより、どこが出来ていて、どこが課題なのか、

家庭でも、点数を取る為の対策をすることが出来ます。

 

チェックがつかなかったところをひとつひとつ見ていくと

例えば右端の “Sentence Structure” の上から2つ目のボックス。

 

バツがついている(出来ていないところ)を確認します。

“Subject and verb generally agre…”の部分は、いわゆる三単現。

“Compound sentences…”や

“A mixof simple and compound sentences…”では、

重文や複文、つまり、and, but, or, for, nor, yet, so や、that, when, while, as, if, though, till, because などで

結ばれる分を適切に使えることが、点数を得るためのポイントになることが分かります。

 

更に先を読み、のGrammar(文法)や Commas(カンマ)を適切に使えるよう、

市販のテキストや問題などで、対策を取りました。

 

writingは、1回目でハイエスト。

 

まさか、先生が甘く採点して下さったと思ったのですが、

2回目も同様。

 

結果が出たことで自信をつけた次男は、更にやる気を出し、

学期末に行われたspelling beeでは、まさかの学年1位😲

 

英語大好き~!

となり、

他教科も問題なく、

うまくインターに編入ができたなとほっとしました。

    

結果が出なかった長男:英語に苦戦した1学期

弟がうまくいっているからと言って、

学年も性格も違う長男が同じ結果を出せた訳ではありません。

 

学習量も時間も弟の何倍も頑張っていても

英語に関しては、

まだ自分に合った学習法や「コツ」を掴めずにいる長男。

 

English as first language(第一言語としての英語)のクラスに入れられてしまった長男は、

とても、とても、とても苦しんでいます

 

半年前にESL(英語補修クラス)を卒業したばかりなのですが、

コロナ特例?で昨年のYear6の子たちはほぼ全員、first languageへ。

 

英語が母国語の子も使っているテキストで、

日本式カリュキュラムを2年前まで受けていた長男には、それはそれはとてもきつく、

実は1学期の最初のテストを終えた時点で、英語担当、そしてESL担当の先生に、

英語補修クラスに戻してほしい!と、思わず私が懇願してしまったほど!

 

年度中のクラス変更はできないシステムの為、

1学期はなんとか長男の力を引き出そうと、

母子揃って本当に、必死にもがき苦しみました。

 

もがき、答えが見つからないときは、

冷静な判断がつかず

長男は、とにかくtutor頼み。 

 

最盛期のtutorは週5回

(参考:tutor代、週RM360。約1万円 / 週)

コンプリヘンションを毎日、単語を毎日、その他学校のホームワークと併せて、

「楽しい」

時間をかなり削っていたのではないかと思います。

 

1学期が終わる頃には、

親子揃ってへとへとになり、

反抗期も加わり関係も穏やかではなく、

結果も出ずに終わってしまった・・・

という、まさに暗中模索、五里霧中、

この先どうしていったらよいのか、迷いながらのホリデー突入となりました。

 

今思うと、長男に関しては、

もともとの性格、そして年齢的にも、すぐに結果に結びつかないことは分かっていたはずです

それでも、私ばかりが必死になり、結構きつく詰め込んでしまったのではないかという反省点から、

ホリデー中はのびのびと、子供らしく過ごしてもらいたいと望んでいます。

 

そして、今彼の為に私が出来ることは、

無駄な勉強時間を極限まで減らし

点を上げるための戦略を立てること。

 

1学期のテスト結果の分析

苦手分野の洗い出しと、トレーニング

パターンのインプットと、

「点数を上げる書き方」

そして、

次のテストの予想

親として出来ることはたくさんあります。

 

2学期からは頼るtutorを2名に絞り、

週3回のレッスンのうち1回は、私が徹底的に質問する時間を作ってもらいました。

    

まとめ(1学期を振り返って)

子供達(とくに長男)の英語力向上にフォーカスするあまり、

親子関係や、英語以外の楽しいこと、大切なことを優先できていなかったという反省があります

子供たちの表情を見れば、今が良い状態なのか、そうでないのか、一目瞭然です。

人間関係含め、全てが順調に進み始めている次男。

反面、学習面で結果が出せず、マレーシアでは心を許せる友達がまだできない長男。

ホリデー中はとにかく、

楽しく!子供らしく!過ごせるよう、

母として何が出来るか考え、

私が変わらなくてはならないなと思うのです。

 

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