リモートラーニングも2か月半。
遠隔とはいえ、Uはクラスの友達にも、レッスンの進行にも慣れてきてくれたので、専門用語や物事の理解のサポートが必要なScience以外の、English、Mathは基本的に、本人に任せて母は遠くから見守るようにしている。
近くで全てを見ていると、どうしても
「なんでこんなところで間違える?!」
と思ってしまう。。。
でも、子供が10歳にもなると、親が子供に近すぎるのはやっぱり良くない。
今日はEnglishのFA(*formative assessment)。テスト!
*先生、生徒双方にフィードバックを与え、学習を促すことが目的のテスト
普段の授業や小テストはなかなかよく出来ていたので、今日は最初から最後まで一人でがんばれ~!と母はその場を離れてみたのだけれど…
20分ほど経って…
「ねぇ。終わったんだけど、俺3/30って数字が見えたんだけど。」
(先生が個別に点数を確認している画面が、モニターを通してに映し出され、それが本人にちらりと見えてしまった様子)
「俺の事じゃなければいいんだけど。」
テストが終わり、一緒に問題の解きなおしをしてみました。
ああ…
君の見たものは、間違いではないかもしれない。。。
・三単現のs欠落 (×He bring → 〇He brings)
・単数複数が不明瞭 (×notebook → 〇a notebook/notebooks)
・時制の不一致 (×He bought …, after he take… → 〇He bought…, after he took…)
・代名詞の格の選択ミス (×Hers book → 〇Her book)
経験上、冠詞に加え、日本人はこの辺りがとても弱い。
こういうミスはまだまだ訓練が必要だって分かってはいるけれど、やっぱりショックで血の気の引く母。
そしてそれを見て青ざめるU。
褒めてあげなきゃ、褒めてあげなきゃ。
…
小5から、今まで育った環境を捨て、全く違う世界へ飛び込む訳だから、かなり高いハードルを越えようとしている子供たちの事を、母は、点数=結果ではなく、頑張っている過程で見て、認めてあげなくちゃ。
これは、新しい生活に移る過程で、必ず通るべき道なわけだから。。。
U&Kが、頑張っているんだから、母である私も、彼らと同じく成長していかなくちゃいけない。
穏やかに、温かく、大らかな心で、子供の全てを受け入れてあげられる心を、母自身の中にしっかりと、育てていきたいなぁ。。。