小学生の習い事ランキングで常に上位にランクインする「英会話教室」。
実際に教室に通う子供たちはとても多いけれど、英語圏の子供たちが徹底して学ぶ「フォニックス」だけに時間を割くことは難しいと思います。
なぜなら週1回1時間、限られた時間の中では、先生方も子供たちに教えたいことが、フォニックス以外にももっともっとたくさんあるはずだから…
日本語の「あいうえお」も学校だけで100%習得するのではなく、やはり家庭でのサポートは欠かせませんよね。
英語のフォニックスも同じです。
英会話教室は、普段使う必要のない英語にたくさん触れられる上、先生や同年代のお友達とアウトプットの練習をするなど貴重な時間を提供してくれます。
フォニックス指導をしているお教室も多いかと思いますが、だからと言って家庭での練習・復習をしなければ、せっかく学んだことをしっかりと身に付けることは出来ません。
フォニックスを身に付けると
・初めて見た英単語でも、正しく発音(読むことが)できる
・耳で聴いた英語の音を、正しく綴る(書く)ことができる
そんなメリットがあります。
けれども今まで一度も英語に触れたことが無い子が、いきなりフォニックストレーニングを強いられると、恐らく苦痛でつまらないものになってしまうでしょう。。。
日本語も、今日は「あ」と決めて、ひたすら「あ」「あ」「あ」…なんて練習させられたら、ましてや50音毎日となると、大人でも疲れてしまいませんか?
ストイックにトレーニングに打ち込める子は別として、
子供にはとにかく「楽しく」、ひとつずつ「できた!」と、達成感を持たせるように、教え方も工夫していきましょうね!
まずはこちら。U&Kの通うインター校でも、これら42の音を低学年で徹底して学びます。
こちらの動画は淡々としていますので、お母さん向けでしょうか。
【How to teach Phonics】~どうやってフォニックスを教えるか~
今日は “s” などその日のターゲットを決めて、単語カードを使ったゲームや、本の中から音(単語)探し、ある程度単語力があれば、ターゲットとなる音を含んだ単語を10秒でいくつ言えるか?!など、遊び心を使って、子供たちと一緒に楽しく覚えましょう。
歌やフォニックス絵本などで、一つの音のルールを完全に習得できるまで、何度も繰り返すと良いです。
音読や会話は8割の理解で通用したとしても、フォニックスだけはきちんと身に付けておかないと、結局また後で、ここに戻ってくることになります。
こちらの動画では、口の動きが見れるので、しっかり「音」にこだわりたい方は、何度も何度も繰り返してみて練習すると良いと思います。
Year2のKの英語の授業中にも、以下の2つの言葉は先生が一生懸命説明していたので、ここで一緒に覚えてしまいましょう。
■Vowel digraphs(2文字母音)
ai, ay, ee, ea, ie, ei, oo, ou, ow, oe, oo, ue, ey, ay, oy, oi, au, awなど
『2つの母音字が並び新しい1音になる』ルールです。
■Consonant digraphs(2文字子音)
sh, ch, th, qu, ph, wh, tch, ck, ng, nk, ff, ll, ssなど
『2つの子音字が並び新しい1音になる』ルールです。
ひとつひとつ詳しく書きたいのですが、それはまた改めて(*´∀`*)
『英語教育のmpi』で分かりやすい解説がありましたので、リンク貼らせていただいています^^