Year6に繋がる大切なユニットになります。
私達人間や、他の動物の体の構造の共通点・相違点をしっかり学習していきましょう。
今回は、人間と動物の前半部分の学習内容です。
Humans and animals(人間と動物)
Skeletons(骨格)
日本語でも「スケルトン」という言葉は、耳にすることがあるかもしれません。
外来語として定着している日本語と、英語元来の意味が異なる場合もありますので、
まずは英語での言葉の意味を、しっかりと理解していきます。
●Skeleton…hard, strong frame that supports our bodies from the inside
(骨格…体を内側から支える硬くて丈夫なフレーム)
●Frame…something that gives support and shape from the inside
(フレーム…内側から支え、かたち作るもの)
言葉だけでイメージが難しい様であれば、絵や写真が理解を助けてくれます^^
我が家の場合は、少し前にTwitterで話題になった、こちらのバーチャル講義、
母国語で、子供達の興味を引き付けながら、Skeletons(骨格)学習の導入をしました。
ちなみに、日本語には「骸骨(がいこつ)」という言葉があります。
骸骨(がいこつ)
脊椎動物の死骸の腐敗が進んで有機物が消失したことで骨格だけになったもの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
という意味であり、
骨格(こっかく)
関節で結合した複数の骨および軟骨によって構成される構造のこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本語で言う、これらの言葉の意味には違いがありますが、
英語ではどちらも “skelton” でOKです。
ちなみに、
“What are skeletons made of?”(骨格は何で出来ている?)
の答えは
“Skeletons are made of bones.”(骨格は骨で出来ています。)
です。
もう一つ。
英語で頭蓋骨は “skull” と言いますが、日本語では「髑髏(どくろ)」
どちらも頭蓋骨を差す言葉になります。
skull…the bones of the head
(頭蓋骨…頭の骨)
“Is the skull made of one bone or many bones?”
(頭蓋骨はたくさんの骨で出てきているか、1つの骨なのか?)
の質問の答えは、
“Many bones.”
ですね^^
授業では、実際に自分の体に触れ、その内部にある「骨」を指で感じていきます。
胸部、首、背中、臀部…
肌の中にある硬い骨は、それぞれどんな形をしているのか。
そこに何本、骨があるのか。
“Are all the bones in your body the same size and shape?”
(体のすべての骨は、同じサイズと形ですか?)
答えは、No.です。
では、何故No.なのでしょうか。
Because they are in different parts of the body that do different things, for example, legs for walking, hand for writing, skull for protecting the brain.
(なぜかというと、それらは体の様々な部分にあり、異なる働きをしているからです。たとえば、歩くための足、書くための手、脳を守るための頭蓋骨など)
質問にはきちんと「理由」を加えた説明が出来ると良いですね。
The human skeleton(人間の骨格)
赤ちゃんの頃の人間の骨の数は300と言われていますが、
大人になると、その数は206個。その一つ一つに名前があり、それぞれ異なる形や大きさで、私達の体を支え、臓器を守っています。
We have 206 bones in our skeletons. Bones are different sizes and shapes.
●Long bones – like the bones in our legs and arms. (The longest bone – femur(大腿骨))
●Short bones – like those in our fingers. (The smallest bone – stapes(鐙骨(あぶみこつ))
●Flat bones – like those that make up our skull
●Irregular bones – like the bones in our spine (The largest bone – hip bone)
息子の学校のYear4レベルでは、
skull(頭蓋骨)、jaw bone(あごの骨)、collar bone(鎖骨)、 ear bones(耳の骨)、 shoulder blade(肩甲骨)、rib(肋骨)、vertebra(椎骨)、elbow、thumb bone(親指の骨)、finger bones、hip bone、wrist、thigh bone(大腿骨)、knee cap(膝蓋骨(しつがいこつ))、shin bone(脛骨(けいこつ))、toe bone、ankle…など、
ざっくり覚えられればOKの様ですが、
中学レベルになると、骨の名前をもっと詳しく覚える必要が出てくるので、
興味がある子は、今のうちからしっかり覚えてしまうと、後が楽ですね!
以下のリンクから、各骨の名称、クイズもあるので、興味がある子にとっては楽しく学習できるツールになっているかと思います。
GCSE(イギリス式カリュキュラムの16歳で受ける全国統一試験)レベルですが、いずれ学ぶのであれば、子供が興味をもったタイミングが一番かと。
SKULL…PROTECTS THE BRAIN
SPINE or VERTEBRAE…PROTECT THE SPINAL CORD
RIBS…PROTECT THE HEART AND LUNGS
HIP BONE or PELVIS…SUPPORT THE WEIGHT OF THE BODY
THIGH BONE or FEMUR…SUPPORT THE WEIGHT OF THE BODY & ALLOW MOVEMENT OF THE LEG
など、骨の名前だけではなく、その役割をしっかり理解できているかがポイントです。
学校の授業では、友達や先生の骨の長さを測る(服の上から、定規などで)activityを通して、
●すべての骨の大きさ、長さ、太さ等は同じではない
●大人と子供で骨の大きさ、長さ、太さに違いがある
ことを理解します。
Vertebrates and Invertebrates(脊椎動物と無脊椎動物)
Year4レベルでは、生き物の分類の入り口、Vertebrates と Invertebratesの違いに少し触れています。
まとめ
私達人間、そして動物には「骨格」があり、
それらが「様々な大きさ、長さ、形の骨」で出来ていることを学びました。
こちらは、長男UがYear5時に、Year4の復習内容として出題されていましたが、
“Why do we need a skeleton?”(なぜ、私達は骨格が必要なの?)
の質問に
●Support the body
●Protect organs
●Give shape to the body and make it firm
●Movement
をさらりと答えられるとgood! です。
また、穴埋めで
“We grow because our ○○ grows.”
こんな問題も出ていました。
答えは “bones”です。