今日は、5年生の算数編です。
我が家の長男がインターに編入したのが、ちょうどYear5からでした。
日本の小5算数と内容を比較すると、ケンブリッジのYear5は難易度は低めだと思います。
(英語そのもので苦労するとは思いますが、日本式の方が圧倒的に難しいです)
ケンブリッジでは
・比や割合を言葉で考える
・データを読み取って説明する
・図形の性質を言葉で理解する
こうした場面では、単語の理解がそのまま「理解できる・できない」に直結してきますが、用語の意味が整理できると、問題文はぐっとシンプルに感じると思います。
比較対象として日本の小5算数でつまずきやすい単元を挙げると、割合、速さ、体積・単位(立体・単位変換)、比など。
でも、ケンブリッジ式では、例えば「速さ」という単元であっても、Year5ではグラフ(distance-time)に軽く触れる程度。Year6になって、初めて公式が登場する、などです。
ケンブリッジのYear5は、計算そのものよりも「英語で考える力」が一段と求められるようになってくるので、「計算はできるのに問題文が理解できない」という壁には長男も何度もぶつかっていました。
英語力も必要ですし、「なぜそうなるのか」を説明する力も必要なんですね。
そんな編入当初を思い出しながら、今回の記事では、Cambridge Primary Mathematics Year5で出てくる用語を、小学生でも理解できるやさしい日本語でまとめました。
Number
Year5のNumberでは、分数・割合・比などを、「関係」として理解し、言葉で説明する力が求められるようになります。特にCambridgeでは、同じ内容でも英語の表現によって難しく感じることがあるので、しっかりと言葉を抑えておくようにしてください。
ここでは、Number分野の単語をまとめました。
必要なところからご活用ください。
数と位取り(Place Value)・計算(Calculation)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| place value | /pleɪs ˈvæl.juː/ | プレイス バリュー | 位による数の大きさ |
| decimal number | /ˈdes.ɪ.məl ˈnʌm.bər/ | デシマル ナンバー | 小数 |
| decimal point | /ˈdes.ɪ.məl pɔɪnt/ | デシマル ポイント | 小数点 |
| decimal place | /ˈdes.ɪ.məl pleɪs/ | デシマル プレイス | 小数の位 |
| compose | /kəmˈpəʊz/ | コンポウズ | 数を合わせて作る |
| decompose | /ˌdiː.kəmˈpəʊz/ | ディーコンポウズ | 数を分けて考える |
| regroup | /ˌriːˈɡruːp/ | リーグループ | 位をまとめ直す |
| carry | /ˈkær.i/ | キャリー | くり上がり |
| repeated addition | /rɪˈpiː.tɪd əˈdɪʃ.ən/ | リピーテッド アディション | 同じ数を何回も足すこと |
| product | /ˈprɒd.ʌkt/ | プロダクト | かけ算の答え |
| divisor | /dɪˈvaɪ.zər/ | ディバイザー | わる数 |
| divisible | /dɪˈvɪz.ə.bəl/ | ディビザブル | わり切れる |
| divisibility test | /dɪˌvɪz.əˈbɪl.ə.ti test/ | ディビジビリティ テスト | わり切れるかを調べるルール |
| inverse operations | /ˈɪn.vɜːs ˌɒp.əˈreɪ.ʃənz/ | インバース オペレーションズ | 元に戻せる計算 |
数の性質(Properties of Numbers)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| integer | /ˈɪn.tɪ.dʒər/ | インテジャー | 小数や分数でない数 |
| positive number | /ˈpɒz.ə.tɪv ˈnʌm.bər/ | ポジティブ ナンバー | 0より大きい数 |
| negative number | /ˈneɡ.ə.tɪv ˈnʌm.bər/ | ネガティブ ナンバー | 0より小さい数 |
| prime number | /praɪm ˈnʌm.bər/ | プライム ナンバー | 約数が2つだけの数 |
| composite number | /ˈkɒm.pə.zɪt ˈnʌm.bər/ | コンポジット ナンバー | 約数がたくさんある数 |
| factor | /ˈfæk.tər/ | ファクター | わり切れる数 |
| multiple | /ˈmʌl.tɪ.pəl/ | マルティプル | 何倍かした数 |
分数・割合(Fractions & Percent)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| numerator | /ˈnjuː.mə.reɪ.tər/ | ニューメレイター | 分数の上の数 |
| denominator | /dɪˈnɒm.ɪ.neɪ.tər/ | ディノミネイター | 分数の下の数 |
| proper fraction | /ˈprɒp.ər ˈfræk.ʃən/ | プロパー フラクション | 1より小さい分数 |
| improper fraction | /ɪmˈprɒp.ər ˈfræk.ʃən/ | インプロパー フラクション | 1以上の分数 |
| unit fraction | /ˈjuː.nɪt ˈfræk.ʃən/ | ユニット フラクション | 上が1の分数 |
| proportion | /prəˈpɔː.ʃən/ | プロポーション | 全体の中での割合 |
| ratio | /ˈreɪ.ʃi.əʊ/ | レイシオ | 比べた割合 |
| percent | /pəˈsent/ | パーセント | 100分のいくつか |
| percentage | /pəˈsen.tɪdʒ/ | パーセンテージ | パーセントで表した割合 |
数列・パターン(Sequence & Pattern)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| sequence | /ˈsiː.kwəns/ | シークエンス | きまりにそって並んだ数 |
| term | /tɜːm/ | ターム | 数列の中の1つの数 |
| term-to-term rule | /tɜːm tuː tɜːm ruːl/ | ターム トゥ ターム ルール | 次の数の作り方のルール |
| linear sequence | /ˈlɪn.i.ər ˈsiː.kwəns/ | リニア シークエンス | 同じ数ずつ増減する並び |
| square number | /skweə ˈnʌm.bər/ | スクエア ナンバー | 同じ数を2回かけた数 |
| triangular number | /traɪˈæŋ.ɡjə.lər ˈnʌm.bər/ | トライアングラー ナンバー | 三角形に並ぶ数 |
| spatial pattern | /ˈspeɪ.ʃəl ˈpæt.ən/ | スペーシャル パターン | 図や形のパターン |
Geometry and Measure
Year5では、図形や測定の内容がより実生活に近い形で扱われるようになります。
角度や対称、座標などは、「見て理解する」だけでなく、言葉で説明する場面も増えてきます。
また、体積や単位の考え方も入り、日本式同様、空間イメージを持つことがポイントです💡
図形(Shapes & Geometry)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| angle | /ˈæŋ.ɡəl/ | アングル | 2本の線がつくるかど |
| degree | /dɪˈɡriː/ | ディグリー | 角の大きさの単位 |
| reflex angle | /ˈriː.fleks ˈæŋ.ɡəl/ | リフレックス アングル | 180度より大きい角 |
| equilateral triangle | /ˌiː.kwɪˈlæt.ər.əl ˈtraɪ.æŋ.ɡəl/ | イクイラテラル トライアングル | 3つの辺が同じ三角形 |
| isosceles triangle | /aɪˈsɒs.ɪ.liːz ˈtraɪ.æŋ.ɡəl/ | アイソスリーズ トライアングル | 2つの辺が同じ三角形 |
| scalene triangle | /ˈskeɪ.liːn ˈtraɪ.æŋ.ɡəl/ | スケイリーン トライアングル | すべての辺がちがう三角形 |
| line of symmetry | /laɪn əv ˈsɪm.ə.tri/ | ライン オブ シンメトリー | 半分にすると同じ形になる線 |
| symmetrical | /sɪˈmet.rɪ.kəl/ | シメトリカル | 左右が同じ形 |
| translation | /trænzˈleɪ.ʃən/ | トランスレーション | 図形をすべらせて動かす |
| coordinates | /kəʊˈɔː.dɪ.nəts/ | コーディネーツ | 位置を表す数字の組 |
立体(3D Shapes)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| cube | /kjuːb/ | キューブ | 正方形6つの立体 |
| open cube | /ˈəʊ.pən kjuːb/ | オープン キューブ | 面が1つない立体 |
| edge | /edʒ/ | エッジ | 辺 |
| face | /feɪs/ | フェイス | 面 |
| vertex | /ˈvɜː.teks/ | バーテックス | とがった点 |
測定(Measure)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| area | /ˈeə.ri.ə/ | エリア | 面の広さ |
| perimeter | /pəˈrɪm.ɪ.tər/ | ペリミター | まわりの長さ |
| hundredth | /ˈhʌn.drədθ/ | ハンドレッドス | 100分の1 |
| tenth | /tenθ/ | テンス | 10分の1 |
時間(Time)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| time interval | /ˈtaɪm ˌɪn.tə.vəl/ | タイム インターバル | 時間の間 |
| time zone | /ˈtaɪm zəʊn/ | タイム ゾーン | 同じ時間の地域 |
| Universal Time (UT) | /ˌjuː.nɪˈvɜː.səl taɪm/ | ユニバーサル タイム | 世界の基準の時間 |
Statistics and Probability
Year5では、データを読み取ったり、結果の傾向を考えたりする学習が本格的に始まります。
計算よりも、「何を意味しているか」を理解する力が求められるようです。
平均やグラフ、確率の言葉は、しっかり覚えてくださいね!
データ(Statistics)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| data | /ˈdeɪ.tə/ | デイタ | 集めた情報 |
| bar chart | /ˈbɑː ˌtʃɑːt/ | バー チャート | ぼうグラフ |
| line graph | /ˈlaɪn ɡrɑːf/ | ライン グラフ | 線のグラフ |
| dot plot | /ˈdɒt ˌplɒt/ | ドット プロット | 点のグラフ |
| frequency diagram | /ˈfriː.kwən.si ˌdaɪ.ə.ɡræm/ | フリークエンシー ダイアグラム | どれが何回出たかを表したグラフ |
| Venn diagram | /ˈven ˌdaɪ.ə.ɡræm/ | ベン ダイアグラム | 重なりの図 |
| waffle diagram | /ˈwɒf.əl ˌdaɪ.ə.ɡræm/ | ワッフル ダイアグラム | 割合を表す図 |
| statistical question | /stəˈtɪs.tɪ.kəl ˈkwes.tʃən/ | スタティスティカル クエスチョン | 答えが1つに決まらない質問 |
| average | /ˈæv.ər.ɪdʒ/ | アベレージ | 平均 |
| median | /ˈmiː.di.ən/ | ミーディアン | 真ん中の値 |
| mode | /məʊd/ | モード | 一番多い値 |
| symbol | /ˈsɪm.bəl/ | シンボル | 記号 |
確率(Probability)
| 英単語 | 発音(IPA) | カタカナ(参考) | 小学生向け日本語 |
|---|---|---|---|
| probability | /ˌprɒb.əˈbɪl.ə.ti/ | プロバビリティ | 起こる可能性 |
| outcome | /ˈaʊt.kʌm/ | アウトカム | 結果 |
| certain | /ˈsɜː.tən/ | サータン | ぜったい起こる |
| likely | /ˈlaɪk.li/ | ライクリー | 起こりそう |
| unlikely | /ʌnˈlaɪk.li/ | アンライクリー | 起こりにくい |
| impossible | /ɪmˈpɒs.ə.bəl/ | インポッシブル | 起こらない |
| equally likely | /ˈiː.kwə.li ˈlaɪk.li/ | イークアリー ライクリー | 同じくらいの確率 |
| even chance | /ˌiː.vən ˈtʃɑːns/ | イーヴン チャンス | 半分くらいの確立 |
Cambridge式の算数で大切にしていること
Cambridge Primary Mathematicsでは、計算が速く正確にできることだけではなく、大切にしているのは、考え方を説明できること、理由をもって答えにたどり着くことです。
公式サイトを読んでみると、知識(content)と並んで、Thinking and Working Mathematically という柱が示されています。ここでは、パターンを見つけること、予想すること、理由を説明すること、方法を比べることなどが学習目標に含まれています。
日本の算数は、正確さや計算力を丁寧に積み上げていく良さがありますが、Cambridgeでは、「なぜそうなるのか」「ほかの方法はあるか」と深堀して思考を深める場面が多く見られます。(そしてこれは、IGCSE、A Levelsへと繋がるCambridge式の特徴でもあります)
ですから、まずは正解に着目するよりも、どう考えたかを大切にされると良いと思います。日本でも同じですが、途中式が無いと、先生が “Working?” と答案用紙に書き、しっかり減点されたうえで返却されますよ(笑)
Cambridgeの考え方をより理解したい方は、ぜひ公式サイトも参考にしてみてくださいね。
まとめ
Year5の算数も、単元と同じくらい「単語力」が必要になります。
とは言え、問題自体はそこまで複雑ではないので、文章題も繰り返し解いていく中で、解き方の「パターン」は見えてきます。
Secondaryに向けて、少しずつ英語でdefinitionを抑えていくと良いと思います。
単語の意味が整理できるだけで、問題文の捉え方が随分楽になりますよ💡
ご家庭で学習サポートをされる場合は、一つ一つの用語が「ちゃんと理解できているか?」確認しながら進んでいけると良いと思います。
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