マレーシア母子移住を決めたきっかけや、公立小学校からのインター編入。英語が話せなかった子供たちの家庭学習や5年間の成長記録。「グローバル教育や海外移住を考えている方へ」ブログがお役に立てたら嬉しいです。Sachi

【海外移住のきっかけ②】フィリピン セブ島 親子留学で見えた 移住のヒント|ECCセブ校・費用・現地の様子も紹介

マレーシア移住のきっかけが、フィリピン留学・・・?

実は、このパターンでマレーシアにたどり着いた方は、私の周りに何組もいらっしゃいます。

どうしてマレーシアへ?は、次の記事でお話いたしますね。
今回は、移住のきっかけの2つめ、フィリピンでの2週間について、書こうと思います。

 

結婚10周年で訪れたセブ島が「移住」を意識するきっかけに

2019年8月、結婚10周年とパパの快気祝いを兼ねて、家族でフィリピン・セブ島を訪れることになりました。

そこに私の希望で「短期語学留学」もくっつけて・・・
当時小4だった長男Uと私は、約2週間、現地での「親子留学生活」を体験することになります。

留学先に選んだのは、息子が通っていた「ECCジュニア割引」が使えるECCセブ校。

親子で留学できる学校の選択肢となると限られてくることや、児童英会話の老舗のECCには絶対的な信頼を置いていたこともあり、カウンセリングに行った窓口でほぼ即決をしました。

フィリピンは物価が安く、マンツーマンレッスンが多いことが売りだったりしますよね。
ECCセブ校も、1日8時間もの授業のうち、4時間がマンツーマンレッスンでした。

当時小1の次男Kも一緒に連れて行きたかったのですが、

「勉強やだ!ばあちゃんちにいる!」

と断固拒否😰
結果的に、親子留学は、長男Uと私、2人での参加となりました。

 

【費用公開】ECCセブ校 親子留学 2週間にかかった総額

留学費用は、備忘録として細かく記録しています。今後留学を検討される方の参考になれば幸いです。

費目費用
留学費用(授業料・滞在費・朝昼食事・送迎等)
親子2名分 ※最新の料金はこちら
286,560円
※2019年当時。今は値上がりしてます。
航空券(フィリピン航空直行便往復)親子2名122,880円
海外保険(子のみ)15,080円
現地費用(SSP等)
●SSP(特別就学許可証)7500ペソ×2名≒30,000円
●宿舎保証金 2000ペソ×2名≒4,000円
約34,000円
外食・交通費(2週間分)約14,000円
合計472,520円+α

※ECC在籍生は入学金無料、教材費・CASEC受験料も含まれています。
※留学手続料や追加料金(オプション・滞在ビザ延長費用)等もありませんでした。

滞在先の宿舎にはキッチンがなく、夕食も付かなかったため、毎日外食をしました。
フィリピンでは日本のようなお弁当文化が少ないため、食費やタクシー代がかかりました

とは言え、1日500ペソとしても、
2週間で7000ペソ≒14,000円程でしたでしょうか。

これに加え、成田エクスプレス(家から空港までの運賃)、お土産代などあわせると、
2名でTOTAL約50万程。

前後にくっつけた家族旅行も、格安航空券+ホテルを別々に直接予約し、留学費用も含めても、TOTAL80万円前後。コストはかなり抑えられた親子留学+旅行だったと思います。

 

家族旅行編|クリムゾンリゾートで感じた「南国の暮らし」

セブ前半は家族4人でリゾートホテル「Crimson Resort & Spa Mactan」へ。

Php 21,005.60 inclusive of service charge and governmenttaxes

クリムゾンリゾート名物、泡パーティ♪

マンゴー食べ放題!

子どもたちが大はしゃぎ!で、私も大はしゃぎ!!笑

そんな中・・・
移住「熱」が高まったから?!なんとパパが高熱でダウンしてしまいました。
フィリピンでの思い出写真は、全て冷えピタと共にあり🥹

けれども、この南国リゾートで過ごす日々の中、パパの口から

「こんなところでのんびり暮らしたいなぁ」

と何度もこぼれるようになり、移住への思いがますます強くなっていったのを覚えています。

 

ECC 親子留学 体験記|マンツーマン8コマで英語漬けの日々

パパと次男Kが日本に変えるのを見送ってから、
8月11日〜25日までは、長男Uと私はそのままセブに残り、親子2人で語学留学
空港には、ECCセブ校のスタッフがお迎えに来てくれましたニコ
※個人旅行の際は、滞在先のお迎えか、イエロータクシーまたはgrabを使うと安心です。

そのままECCセブ校の宿舎に着きました。

親子でも性別が違う場合は、自動的に割り当WMレジデンスが割り当てられます。

洗濯物はクリーニング店で格安で出来ますが、部屋の乾燥予防の為に私は手洗い、部屋中に洗濯物を干していました晴れ

セブ留学の際には多数の学校が選択肢としてありますが、
ECCセブ校は、1 on 1レッスンが、1日4コマもある語学学校!
キッズも例外なくこのスケジュールなのです。

グループは4コマで、朝8時から夕方5時まで英語漬けの2週間でした。

かなり「がっつり」英語漬けなので、ECCは小さいお子さん連れでの親子留学は大変かもしれません。
おすすめするとしたら、英語に興味のある小学生以上、しかも本人にやる気があることが大事だと思います。

英語が大好きな、当時小学4年だったUですら「もう飽きた〜」と弱音を吐きつつも・・・
講師・スタッフの皆さんはみんな子どもが大好き!で、長男が飽きないようにいろいろ工夫をした、楽しくも、身に着く授業を一生懸命考えてくださっていました。

長男、これまで見たことの無いような「笑顔」「達成感」に満ちた顔をして、2週間を終えました

 

留学中に見えた「学び」と「豊かさ」への問い直し

ECCセブ校では、毎週金曜日に “Cliff Edge” というプレゼンタイムがあります。
テーマ設定、文章構成、暗記、発表、フィードバックまでを経験するこの取り組みは、子どもにとって大きな挑戦。

当時の”Cliff Edge”の原稿が今も残っています。
そこには、「フィリピンの貧困」「恵まれた日本の生活」などについて、実際に母子で参加した炊き出しのボランティアで体験したことが書かれています。
この体験を通じて、長男Uだけではなく、私自身も「豊かさとは何か」「どんな環境で子育てをしたいのか」と自問するようになります。

物質的に恵まれた日本だけが「幸せ」なのか。

家族の時間、心のゆとり、多様な学び…

この留学体験が、私たち家族の人生を少しずつ動かしはじめたように思います。

 

まとめ|家族旅行×留学は、人生を動かす「きっかけ」になる

「留学」と「旅行」が組み合わさったこのセブ滞在は、私たちにとって忘れられない体験となりました。

パパが「移住」に意識を向け始め、

私が「子育ての場所」を考え始め、

長男Uが「学びの厳しさと喜び」に触れる

たった2週間でも、家族それぞれの心に大きな変化が生まれました。

海外へ行くことは、お金もかかるし、仕事の調整なども大変かもしれません。

でも、私たちの場合は、まだ子供たちが小さかったうちの、この時の、たった一度の「きっかけ」が、未来を変える原動力になったと思っています

 

移住のきっかけ①③はこちら ↓

 

 

 

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