編入75日目:リモートラーニング ~英語の基礎に苦しむ~

  

リモートラーニングも2か月半。

遠隔とはいえ、Uはクラスの友達にも、レッスンの進行にも慣れてきてくれたので、専門用語や物事の理解のサポートが必要なScience以外の、English、Mathは基本的に、本人に任せて母は遠くから見守るようにしている。

近くで全てを見ていると、どうしても

「なんでこんなところで間違える?!」

と思ってしまう。。。

でも、子供が10歳にもなると、親が子供に近すぎるのはやっぱり良くない。

 

今日はEnglishのFA(*formative assessment)。テスト!

*先生、生徒双方にフィードバックを与え、学習を促すことが目的のテスト

普段の授業や小テストはなかなかよく出来ていたので、今日は最初から最後まで一人でがんばれ~!と母はその場を離れてみたのだけれど…

  

20分ほど経って…

「ねぇ。終わったんだけど、俺3/30って数字が見えたんだけど。」

(先生が個別に点数を確認している画面が、モニターを通してに映し出され、それが本人にちらりと見えてしまった様子)

「俺の事じゃなければいいんだけど。」

 

テストが終わり、一緒に問題の解きなおしをしてみました。

ああ…

君の見たものは、間違いではないかもしれない。。。

 

・三単現のs欠落 (×He bring → 〇He brings)

・単数複数が不明瞭 (×notebook → 〇a notebook/notebooks)

・時制の不一致 (×He bought …, after he take… → 〇He bought…, after he took…)

・代名詞の格の選択ミス (×Hers book → 〇Her book)

 

経験上、冠詞に加え、日本人はこの辺りがとても弱い。

 

こういうミスはまだまだ訓練が必要だって分かってはいるけれど、やっぱりショックで血の気の引く母。

そしてそれを見て青ざめるU。

 

褒めてあげなきゃ、褒めてあげなきゃ。

小5から、今まで育った環境を捨て、全く違う世界へ飛び込む訳だから、かなり高いハードルを越えようとしている子供たちの事を、母は、点数=結果ではなく、頑張っている過程で見て、認めてあげなくちゃ。

これは、新しい生活に移る過程で、必ず通るべき道なわけだから。。。

 

U&Kが、頑張っているんだから、母である私も、彼らと同じく成長していかなくちゃいけない。

穏やかに、温かく、大らかな心で、子供の全てを受け入れてあげられる心を、母自身の中にしっかりと、育てていきたいなぁ。。。

 

広告